ブログ
Blog

【晩秋の活動】 炭火でじっくり甘さも最高!「あったかホクホク焼き芋」の提供2022/11/10

 立冬が過ぎ、にわかに寒さが募ってまいりました・・・
 甘くてホクホクしたおいしい「焼き芋」が恋しくなりますよね・・・♪
 
 さつま芋は、ビタミンや食物繊維が豊富であることはもちろん、ヤラピンという成分も含まれていて、デトックス効果が抜群です!
 最近は美容や健康のため、自然食品である「焼き芋」がスイーツとして注目を浴びて、ちょっとしたブームにもなっていますよね・・・♪
 栄養価も高く、大昔である江戸時代でも飢饉に救荒作物として大活躍し、その後もずっと人びとに親しまれてきました。
 
 少し専門的になりますが、焼き芋が甘くておいしいのは、さつま芋のでんぷんがβ-アミラーゼによって糖化され甘い麦芽糖に変わるからです。
 アミラーゼの作用はゆっくりと時間をかけることで十分に働くので、焼くことによって甘みが増します。
 
 炭火でゆっくり、じっくりと・・・時間をかけて焼いたさつま芋は、期待どおり絶品の甘さになりました♪
 焼き上がりを待つ間では、コンロを眺めながら漂う香ばしい炭火の香りと甘~いお芋の匂いにお腹をへこませながら昔話に花が咲き、心も満たされたご様子でした。
 
 「大きなお芋でうれしい!」「炭火焼きだから甘いね!」「やっぱりしっとりとしていて紅はるかだね~」とご利用者皆さまから笑顔あふれる感想をいただくことができ、大変嬉しく思います…♪。
 
 ゆく秋の感慨深く、ほっこり身も心も温まるひとときとなりました…♪
 
 管理栄養士 小池
 

【歳時記・立冬】 晩秋を楽しみ、あったか冬支度・・・♪ 2022/11/07

 本日11月7日は『立冬』です。 
 立冬とは二十四節気の一つで、暦の上では冬が始まる日。 
 各地で紅葉が進み、北日本では初雪の便りが聞かれる頃です。 
 
 実際の体感では、まだ秋の気候であり暖かな陽気の日が多いようにも感じます。 
 こんな日を「小春日和」と言いますよね・・・ 
 時折続く小春日和は、冬がすぐそこまで来ているとは思えないように感じてしまいます。 
 
 しかし、やがて季節は巡るもの・・・ 
 行きつ戻りつする気候の繰り返しのなか、次第に秋の穏やかな陽射しの合間には風の冷たさを感じ、生い茂っていた木々の葉は黄色く染まりはじめ、少しずつ葉を落としています。 
 湯村山も今年はどんな秋色に染まるのか期待が膨らみます。 
 
 暦どおりにはいかない季節の移り変わりこそ、自然の変化に目を留め、自らの五感が感じ取る確かな変化に沿って、巡る季節の準備を整えていきたいものです。 
 季節の変わり目の立冬は朝晩の冷え込みもグッと厳しくなり、昼夜の寒暖差から体調を崩しやすい時期・・・
 もう少し晩秋を楽しめそうですが、そろそろ冬支度が必要ですね・・・
 
 中国のことわざに「立冬補冬、補嘴空」(立冬時、栄養を補給)というものがあります。
  旬の食材が入った鍋料理などを積極的に食べて身体を温め、免疫力をつけてこれからの本格的な厳しい寒さに備えていきましょう…♪
 
 ※画像は甲斐市の某マンション10階から撮影した『湯村山』と 当施設の足湯付近にある鮮やかに紅葉した『イロハモミジ』です
 
 支援相談員 菊地 
 
 

【深まる秋の活動】 特選やまなしの食!秋の風物詩『枯露柿づくり』を行いました(11月1日~3日入所・通所)2022/11/04

 実りの秋! あちこちに熟した柿の実をみかけるようになりましたね・・・♪
 
 今年も年末にむけて枯露柿づくりをはじめました。
 
 枯露柿とは、大きめの渋柿を乾燥させた干し柿のことで、甲州市や南アルプス市でよくつくられています。特に甲州市塩山の松里地区は、枯露柿の名産地として有名ですよね・・・
 おいしくなるように柿の向きをコロコロと変えて丁寧に乾燥させたことから、枯露柿(ころがき)という名前がついたと言われています。
 
 テーブルに置かれたたくさんの柿を見て「大きな柿だね‼」「どこの柿?」「毎年楽しみにしているのよ!」と枯露柿づくりに期待を膨らませていらっしゃいました。
 
 皮剥きが始まると「昔はよく作っていたのよ~!」と会話を弾ませながら、慣れた手つきで一つ二つ…と手際よく作業され、気がつけばあっという間に終わっていました。
 ヘタに紐をくくりつけ、最後にカビ防止と渋のベタつきを落すため、熱湯にくぐらせて、風通しのよい場所に干しました。
 
 山梨県が次世代への継承に取り組む「特選やまなしの食」に選定されている『甲州枯露柿!』
 
 経験者が多いご利用者様からは色々なアドバイスをいただき、私たち職員にとってもバトンがつながれた最良の機会となりました。
 季節感を感じることができるこの様な活動を、毎年続けていければと考えています。
 
 甲州のからっ風をうけて、NAC湯村特製の枯露柿がおいしく出来上がりますように・・・
 出来上がった枯露柿はおやつで召し上がっていただく予定です。 楽しみですね…♪
 
 管理栄養士 小池  通所部門介護職 堀内
 

【入所サービス・お祝い】10月に誕生日を迎えられた8名様の元気な姿をお届けいたします・・・♪2022/10/31

 ♪♪お誕生日おめでとうございます♪♪
 
 「プリンアラモード」と「バースデーカード」をプレゼントさせていただき、職員みんなで心を込めて「バースデーソング」を歌いお祝いいたしました♪
 
 3階では、同じお誕生日の方がお三方いらっしゃいましたので、仲良く揃って記念撮影いたしました♪
 
 皆さまにとって明るくより素敵な一年となりますように...♪職員一同願っております!
 
 これからもお体に気をつけて健やかにお過ごしくださいませ...♪
 
 入所部門 行事委員
 

【行事食~秋の味覚を楽しむ会】 やはり秋の味覚の代表格といえば「焼きさんま!!」 炭火でジュウジュウと脂を滴らせる焼きたての秋刀魚を提供しました2022/10/12

 さあ「食欲の秋」の到来です!
 
 秋が旬である「秋刀魚」ですが、日本の食卓には欠かせない文化があります。
 しかし、近年は漁獲量の減少から価格が高騰し、大衆魚から高級魚になりつつありますよね・・・
 
 今年もご利用者皆様に提供できるか心配いたしましたが、無事に仕入れることができました‼
 (新さんまではなく、冷凍さんまですが・・・恐縮です)
  
 「秋刀魚」の炭火焼きをメインに「焼きとり」「きのこ汁」「柿」・・・と秋色満載のメニュー♪
 この日は食事メニュー以外にもノンアルコールビールやジュースも提供させていただきました。
 
  外で焼き係の職員による火起こしが始まると、建物の中にも炭火の香りが漂い、食欲と期待でいっぱいのご様子でした。
 
  秋刀魚は食べやすくなるように、頭と骨は前もって外しましたが、炭火でじっくり焼くことで、香ばしくふっくらとした至福の「焼きさんま」となりました。
  
 「焼きたてがおいしいね!」「脂がのっていておいしいよ」「今年もさんまが食べられてうれしい!」「焼きとりもあって豪華だね・・・」「ビールとさんまが最高だね!」とご利用者様に大好評をいただきました。
 
 みなさん自然と笑顔がこぼれていて、行楽気分をゆっくり満喫していただけたのではないでしょうか…
  
「食事は心の栄養だな・・・」とあらためて感じたひとときでした。
  
 管理栄養士 小池
 

【入所サービス・9月お楽しみ会】 ご利用者様の元気なご様子・盛り上がった楽しそうなお姿をお伝えいたします♪2022/10/03

 お月見や紅葉狩り、遠足、運動会・・・秋らしさを感じられる行事が目白押しですね・・・♪ 
 そんな秋の風物詩に因んだレクリエーション活動を『9月お楽しみ会』にて各階で行いました。
 
■2階 「ミニ運動会・紅白玉入れ大会」
『がんばるわ~』など意気込んで、ハッスルしている姿が印象的でした。
 
■3階 「お団子乗せゲーム」
空き缶の上のアンバランスなお盆に、いくつお手玉を乗せられるか?を競い合いました。
『たくさん積めたよ!』と達成感あふれる嬉しそうな表情が輝いていました。
 
■4階 「お月見団子当てゲーム」
「団子に見立てたボールをポンポコだぬきの的に当てる」というゲームで、ほのぼのとした雰囲気に演出しました♪見事に当たった時には『やったぁ!』と弾ける笑顔が素敵でした。
 
 各々の階で、秋を感ずるひと時を存分に楽しんでいただけたことと思います。
 
 今後もご利用者様に明るい日常を過ごしていただけるよう、毎月の「お楽しみ会」を企画してまいります。

 入所部門介護職 2階:久保寺 3階:穐山 4階:佐野 事務職:亀井
 

【入所サービス・お祝い】9月に誕生日を迎えられた7名様の元気な姿をお届けいたします…♪2022/09/30

 ♪♪お誕生日おめでとうございます♪♪ ご長寿をお祝い申し上げます
 
 「プリンアラモード」と「バースデーカード」をプレゼントさせていただき、職員みんなで心を込めて「バースデーソング」を歌いお祝いいたしました♪
 
 笑顔あふれる素敵な一年になりますように…♪ 職員一同祈っております!
 
 これからも末永くお健やかにお過ごしくださいませ…♪
  
 入所部門 介護職 2階 久保寺 3階 森みどり 4階 大間
 

【職員教育・看護勉強会】 誇りを持てる看護師の育成をめざして…2022/09/28

 当施設では、看護師の臨床経験が浅いスタッフでも安心して働いてもらえるように、2021年12月から新しく入職された対象の看護師へ、週に1回勉強会を行っております。
 
 実際にこれまで施設で行ってきた医療を要する場面を基にして、医学的基礎知識の復習から発展的な内容まで、施設長(医師)小林が看護師に直接レクチャーしています。
 
 早いもので、勉強会の回数は先日40回に到達しました。
 
 入所されているご利用者様は、平均年齢90歳と超高齢の方が多く、さまざまな病気をお持ちの方がいらっしゃいます。
 
 施設内での限られた医療体制の中で、最大限の処置・治療を行い「住み慣れた施設で病院と同程度の治療を受けられる医療」を提供したいと考えています。
 ご利用者様やご家族様の負担となるような病院受診も極力控えています。
 
 ご利用者様やご家族様からは「ナックのおかげで元気になった!本当に良かった!」「病状や施設での関わりについて、きめ細かい説明をしてもらえて感謝している」といったお言葉を数多くいただいております。
 
 レクチャーを受けた看護師は「勉強会を通して視野が広がり、ご利用者様の体調の変化に気づけるようになりました。貴重な経験をさせてもらっています。実際の現場でこのような学びがあるとは想像していませんでした」と日々の成長に繋がっています。
 
 救急対応や慢性期の医療処置、最期のお看取りまで幅広い知識と技術を要求される老健施設の高齢者医療。高度な医療を提供しつつ、介護施設ならではの看護も行える『NACの看護師』として誇りを持てるよう成長してもらいたいと思います。
 
 今後とも、皆様に安心・安全な医療をご提供できるよう、また「NAC湯村で良かった」と仰っていただけるよう、スタッフ一同精進してまいります。
 
 施設長 医師(総合内科専門医 老健管理認定医) 小林 美有貴
 

【学会参加・学びと共有】 第33回全国介護老人保健施設大会兵庫に参加しました2022/09/26

 9月22日(木)・23日(金・祝) 神戸ポートピアホテル・神戸国際会議場(兵庫県神戸市)で開催された第33回全国介護老人保健施設大会「新たな時代をいきぬくために~今、老健ができること~」に 輿石(事務長)、堀内(相談課課長)、本田(看護部主任) の3名が参加しました。
 
 コロナ禍で、第31回宮城大会と第32回の岐阜大会は中止となり、3年ぶりに開催された今大会は、現地参集とオンライン配信のハイブリット方式での開催となりました。
 
 当施設からは、堀内(相談課課長)が大会初日の表彰式にて、令和4年度「介護老人保健施設事業功労者厚生労働大臣表彰」を受賞しました(全国から53名)。
 この表彰は長年にわたり、介護老人保健施設関係事業の発展向上に貢献し、老人保健福祉行政の推進に顕著な功績があった者に対して、厚生労働大臣がその功績をたたえ、その功労に報いるとともに、老人保健福祉行政の推進に寄与することを目的とされています。
 
 ※令和4年度「介護老人保健施設事業功労者厚生労働大臣表彰」
 受賞の言葉は、最新情報でもお伝えしておりますので、下記リンクをぜひご覧ください。
 https://www.nac-yumura.com/news/#n1000556
                        
 輿石(事務長)は、口演発表テーマ「人材」 6施設における発表セッションの司会・座長を務めました。
 「外国人介護職受け入れの課題を明確化・指導のあり方についての考察」や「中堅職員の育成・次世代を担う人財への教育方法」 「新入職員への教育体制の構築」など、当施設と同じ課題に直面している他施設の様々な取り組みを共有。
 人材マネジメントの一端を担う立場として、多くの学びを得ることができました。
 
 本田(看護部主任)は、口演発表テーマ「認知症」のセッションにて「環境が与える影響力を認知症ケアの視点で考える」と題し、当施設での成功症例を堂々とした姿で発表しました。
 認知症看護認定看護師ならではの奥深い視点でまとめられた内容は、関心の高い研究と評価されたようで、会場から多くのご質問やご意見をいただきながら、専門的な考え方をシェアできました。
 
 学会全体では、教育講演やシンポジウム、様々なテーマでの口演発表や福祉機器展等がありましたが、3名それぞれが限られた時間の中で興味あるものに参加しました。
 コロナ禍という状況下での多くの取り組みやご利用者様に対する想いを知ることができ、とても刺激を受け、身の引き締まる思いとなりました。
 学んだことや共有できたことは、今後の当施設でのケアに生かしていきたいと思います。
 
 学会は、老健大会(全国・地方ブロック・県)の3種類のほか、日本認知症ケア学会などがあり、毎年のように当施設は参加しております。
 今後も日頃のケアからの気づきをもとに、症例発表を通して介護のチカラを多くの施設にシェアしていくとともに、参加を通して刺激や学びを得ながら励んでまいります。
 
[追伸・旅日記]
 2日目の帰県前には、短時間でのミニ観光をしてきました。
 
 ●神戸で“生田さん”として親しまれるJR三宮駅近くにある「生田神社」
 関西では超有名な神社です。広い境内には本殿の周りに小さな社殿が幾つもあって、それぞれが赤く美しい。縁結びをはじめ祀られている神様ごとに異なるご利益があるようで、神戸でも特に人気のパワースポットだそうです。
 
 ●横浜、長崎と並ぶ日本三大中華街のひとつ「南京町」
 神戸港開港とともに発展した西日本一の中華街。神戸港開港に伴い日本にやってきた中国人が元町の南界隈に住居を構え、さまざまな商店をはじめたのが南京町の発祥。
 戦災により一時衰退したものの、昭和52(1977年)に南京町商店街振興組合を創立し活気あふれる町として再建されたそうです。
 
 ●お洒落で異国情緒漂う「北野異人館」
 神戸の中心地・三宮と元町から歩いて10分~15分。かつて、故国を離れた外国人たちが、海の見える高台に邸宅を構え、故郷に想いをはせたことから誕生した街とのことです。
 
 事務長 輿石、相談課課長 堀内、看護部主任 本田
 

【歳時記・秋分の日】稲穂の輝き、鈴虫の声、木々の色づき…郷愁を感ずる美しい季節の到来です…♪2022/09/23

 今日23日は「秋分の日」 昼と夜の長さが等しくなる日といわれています。
 しかし、少し専門的になりますが…「大気差」「太陽の視直径」「日周視差」「秋分のずれ」が理由で、じつは昼の方が少し長くなります。
 
 「秋分の日」の日照時間は、平均すれば夜よりも約14分長く、実際に昼夜の差が最も短くなるのは4日程あとになるそうです。
 
 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが、皆様は体調を崩すことなく過ごされていますか…?
 
 この日を境に次第に夜が長くなり、本格的な秋へと移り変わっていきます。
食べ物も美味しく、色々なことに没頭できる、とても過ごしやすい季節でもあります!
 
 食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋……
 
 「○○の秋」 皆様は何を思い浮かべ、どのように過ごされますか…?
 心身ともに充実した「実りの秋」を堪能しましょう…♪
 
 支援相談員 菊地