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【重要なご案内】 リスクマネジメントの重要性と私たちの取り組み 2025/03/07

 安心で安全な施設生活を送っていただくために・・・
 日頃より、当施設のリスクマネジメントにご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 これまでにも、皆様には当施設のリスクマネジメントに関する基本的な方針を共有してまいりました。今後も利用者の皆様が安心して安全にお過ごしいただけるよう、引き続き重要なテーマに関する情報を定期的に配信してまいります。
 何卒ご一読いただき、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 【身体拘束をしないことの重要性】
 身体拘束とは、利用者様の自由な行動を制限する行為を指し、その行為は利用者様の尊厳を深く傷つけます。
 
 介護保険法においては、身体拘束を行わないことが原則として定められており、具体的には利用者の人権や尊厳を尊重し、自立支援を目的としたケアを実施することが求められています。
 身体拘束による影響は精神的・身体的に大きく、精神的な不安や混乱を引き起こすだけでなく、認知症の進行を加速させる可能性もあります。また、筋力や体力が低下し、早期の寝たきり状態に陥るリスクも高まります。
 
 私たちはこうしたリスクを十分に理解し、利用者様の尊厳を何よりも大切にしています。
 そのため、当施設では原則として身体拘束を行わず、自由で安全な生活環境を提供することを徹底しています。利用者様が心身ともに自由で安心感を持って過ごせることが、豊かで充実した日々を送るために不可欠です。
 
 身体拘束を避けることは、利用者様のQOL(生活の質)を高め、心地よい環境を提供するために欠かせません。私たちは常に最善の介護を提供し、利用者様が自分らしく過ごせるよう努めております。
 
 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 
 
 《身体拘束のリスク》
 身体拘束は、利用者様の自由な行動を強制的に制限し、尊厳を損ないます。
 その結果、利用者様は施設や職員に対して不信感や嫌悪感を抱くことがあり、精神的な不安や混乱を招くことも少なくありません。認知症の進行が早まるリスクも指摘されています。
 さらに、身体的な影響も大きく、筋力や体力の低下によって、早期に寝たきりとなる危険性が非常に高まります。身体拘束は、利用者様のQOLを著しく損ない、健康や生命に悪影響を与える可能性があります。 
 
 《当施設の方針》
 当施設では、利用者様の尊厳を最優先に考え、できる限り身体拘束を行わないケアを徹底しております。そして、利用者様が自分らしく生活しながら、安全を確保するために最善の対応を心がけています。ご家族様とも協力し、利用者様にとって最適な介護環境を共に作り上げていきたいと考えています。
 引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

【感染対策関連】 エアロゾル感染対策の見直しと新たな一歩 2025/03/04

 3月5日(水)、アクリル板撤去で、より快適で安心な環境へ!
 
 当施設では、これまで感染拡大防止策として、食堂ホールにアクリル板を設置し、飛沫感染対策を講じてまいりました。
 しかし、最新の科学的知見と実践的な視点を踏まえ、アクリル板は長時間空気中を漂うエアロゾル感染には効果が限定的であることが明らかになっています。
 さらに、清掃の手間や衛生管理の難しさ、利用者様のコミュニケーションのしづらさといった課題も考慮し、3月5日(水)をもってアクリル板を撤去することを決定いたしました。
 
 〈アクリル板に頼らない、本当に効果的な感染対策へ〉
 アクリル板がエアロゾル感染対策として十分ではない理由は、以下の通りです。
 ➤換気の妨げになり、空間にウイルスが蓄積する可能性がある
 ➤「アクリル板があるから安心」という誤解が、他の重要な感染対策(換気や手指衛生)を疎かにする恐れがある
 ➤会話が聞き取りづらく、大声を出すことでかえってエアロゾルを広げてしまう
 
 〈3月5日(水)以降の感染対策は 「より快適」「より安全」「より科学的」に!〉
 アクリル板撤去後は 「換気の徹底」「適切な加湿」「基本的な衛生管理」 をさらに強化し、より効果的な感染対策 を実施してまいります。
 
 感染対策は、環境や状況に応じて柔軟に見直し、最善の方法を選択することが重要です。
 私たちは、科学的知見をもとに 「より安全で快適な施設環境」 を追求し続けます。
 
 「見直す勇気が、よりよい未来をつくる」
 皆様のご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 

【重要なご案内】 リスクマネジメントの重要性と私たちの取り組み 2025/02/13

 安心で安全な施設生活を送っていただくために・・・
 日頃より、当施設のリスクマネジメントにご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 これまでにも、皆様には当施設のリスクマネジメントに関する基本的な方針を共有してまいりました。今後も利用者の皆様が安心して安全にお過ごしいただけるよう、引き続き重要なテーマに関する情報を定期的に配信してまいります。
 何卒ご一読いただき、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 【利用者様の転倒予防について】
 転倒とは、思いがけず滑ったり、バランスを崩して倒れることで、手や膝、頭などが床にぶつかる場合を指します。
 特に高齢者において、転倒が原因で骨折や頭蓋内出血が生じると、生活機能の低下や、最悪の場合は生命に関わる重大な結果を招くことがあります。
 
 介護施設では、転倒は医療事故として扱われやすいものの、すべての転倒が直ちに医療事故と見なされるわけではなく、その原因や状況を正確に把握することが重要です。
 転倒は非常に重要なリスクであり、私たちは常に適切な対応が求められます。そのため、転倒リスクに対する管理と予防策の徹底は不可欠です。
 しかしながら、高齢者の場合、転倒リスクは年齢や体調により大きく影響され、どれほどの対策を講じても、完全に防ぐことは難しいという現実もあります。
転倒のリスクを適切に評価し、リスクが高い利用者様には予防策を強化する一方で、予防策の効果や限界を正しく認識することも重要です。
 
 利用者様やご家族の皆様にお伝えしたいのは、次の点です。
 ●すべての転倒が過失やミスによる事故ではないこと
 ●ケアやリハビリテーションは、転倒を恐れて中断せず、継続することが大切であること
 ●転倒リスクについては、利用者様とご家族様に事前にしっかりとご理解いただくこと
 ●転倒予防策と、万が一発生した場合の対策策は、常に見直し、改善を図ること
 
 高齢者の場合、転倒は「老年症候群」として自然な経過の一部ともされ、完全に防ぐことが難しい現実があります。そのため、転倒リスクをゼロにすることは困難ですが、私たちは可能な限り最善の対策を講じております。
 ご利用者様が安心して生活を送れるよう、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
 

【面会再開のお知らせ】 また会える喜びを守るために、面会再開に向けたお願い 2025/02/12

 「また会える」その喜びを、大切に・・・
 ご家族とのふれあいは、入所者様にとって何よりの励みです。
 長らくお待たせしておりましたが、県内のインフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の警報レベルが解除されたことを受け、2月17日(月)より面会を再開いたします。
 
 面会中止期間中は、皆様の温かいご理解とご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
 おかげさまで、施設内での感染拡大を防ぎながら、入所者様の健康を守ることができました。
 
 しかしながら、今後も施設内での集団感染が発生した場合、再び面会を中止せざるを得ない可能性があります。引き続き、皆様の大切なご家族を守るためにも、ご家族の皆様一人ひとりの感染対策の徹底にご協力をお願いいたします。
 
 ■面会再開にあたり、大切なお願い 
 入所者様との大切なひとときを、「安心して」「笑顔で」過ごしていただくために、以下のルールを必ずお守りください。
 
 《面会時のルール》
 
 1. 体調チェックの徹底
 ・発熱や風邪症状のある方は、面会をお控えください。
 ・施設到着時に検温・健康チェックを実施します。
 
 2. 手指消毒・マスク着用のお願い
 ・施設内では、手指消毒を徹底し、不織布マスクの着用をお願いいたします。
 
 3. 短時間での面会推奨
 ・感染リスクを低減するため、面会時間は可能な限り短めに設定をお願いいたします。
 
 4. 適切な距離の確保
 ・対面時は、適度な距離を保ちながら、楽しいひとときをお過ごしください。
 
 また、施設内での感染を防ぐためには、ご家族の皆様が日頃から感染対策を意識することも大変重要です。
 ご家庭や職場でもこまめな手洗い・うがい・換気を心がけ、発熱や体調不良時には面会を控えていただくようお願いいたします。
 
 《今後の方針について》
 
 「外出の再開」や「面会のさらなる自由化」については、感染状況を注視しながら慎重に協議を進めております。
 再び面会を制限することがないよう、ご家族の皆様とともに感染対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 
 今後も入所者様が大切なご家族と安心して再会できるよう、施設としても最大限の感染対策を講じ、安全な環境を整えてまいります。
 
 「またね」と笑顔で手を振る、その瞬間が少しでも長く続きますように。
 久しぶりの再会が、皆様にとってかけがえのない温かい時間となることを心より願っています。
 施設スタッフ一同、皆様のご来訪をお待ちしております。
 

【最終報・インフルエンザ感染症の収束宣言】 皆様と共に乗り越えたこの経験を、未来の安心につなげます 2025/02/03

 このたび、2階の入所療養棟におけるインフルエンザの集団感染は、無事に収束したと判断されましたので、ご報告申し上げます。
これに伴い、2月3日(月)より通常対応を再開いたします。
 
 1月13日(月)に感染者が確認されて以降、感染拡大および重症化の防止を最優先に、スタッフ一丸となって対応に努めてまいりました。
 
 入所者様には、長期間にわたり制限のある生活をお願いする形となり、大変なご負担をおかけしましたが、皆様のご理解とご協力のおかげで、この日を迎えることができました。
スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
 
 《今後の面会方針について》
 “安心してお会いできる日”を目指して、私たちも挑み続けます
 
 1月23日(木)に山梨県感染症対策センターが発表したインフルエンザ感染マップでは、甲府市の警報レベルが一時的に解除されました。しかし、県内の他地域では感染拡大が続いており、依然として警戒が必要な状況です。
 
 そのため、2月16日(日)までは面会中止を継続とさせていただきます。
 それ以降の対応につきましては、地域の感染状況を注視しながら慎重に判断いたします。
 
 引き続き、感染対策の徹底に努め、皆様が安心して面会できる日を迎えられるよう最善を尽くしてまいります。「待つ時間も、未来を育む時間」として、今しばらくお力添えをお願い申し上げます。
 
 私たちの挑戦は続きますが、守りたいのは笑顔の毎日です。
 感染症を防ぐための取り組みは、皆様の健康と安心を守るために欠かせません。
 これからもスタッフ一同、知恵と力を合わせて努めてまいります。
 引き続き、温かいご支援をいただければ幸いです。
 

【ご報告・講義レポート】 未来の医療を担う看護師たちと学ぶ、高齢者医療の新たな一歩 2025/01/30

 当施設の医師である私、小林美有貴は、2020年度より山梨県立大学大学院看護学研究科老年看護学の講義を一部担当しております。また、2024年度からは山梨県立大学看護学部2年生に対する講義も担当させていただいております。
 
 このたび、老年看護学の一環である「老年疾病治療論」の講義を担当し、2024年12月から2025年1月にかけて全8回のシリーズを無事に終了することができました。
 この講義では、「多臓器に病変が認められ、非定型的な症状が多い高齢者の疾患を理解し、アセスメントや治療法を考察する」ことをテーマに掲げ、高齢者医療の特徴と課題について深く学んでいただきました。
 
 看護学部2年生の皆さんに、実際の臨床現場で役立つ知識を提供することを目標としながら、私自身も講義に臨みました。
 学生の皆さんから寄せられた新鮮な視点や真剣な質問は、私にとって非常に印象的であり、多くの気づきを得る貴重な機会となりました。その中で感じたのは、学生の皆さんが持つ純粋な探究心と、未来の医療を支えたいという熱意です。
 このような素晴らしい若い世代に出会えたことは、私にとって大きな励みとなり、これからの医療の可能性を強く感じさせてくれました。
 
 高齢化が進む現代社会において、高齢者医療の理解はますます重要になっています。
 未来の医療現場で活躍される際に、この講義で得た学びが少しでもお役に立てばと願っております。そして、これからも教育活動を通じて医療と介護の連携を深め、利用者様一人ひとりの生活の質を向上させる取り組みを続けていく決意を新たにしました。
 
 施設をご利用いただく皆様やそのご家族に「NAC湯村で良かった」と心から思っていただけるよう、日々努力を重ねてまいります。この講義を通じて得られた学びを糧に、これからも医療と介護の現場に誠実に向き合い続けます。
 
 施設長・医師(総合内科専門医・老年科専門医)
 小林美有貴
 

【ご注意とお願い】 2月13日(木)~14日(金)は「塩澤寺 厄除け地蔵尊大祭」開催のため、洗濯物の受け渡しを中止いたします 2025/01/21

 ■2月13日(木)~14日(金)は、伝統と賑わいが織り成す特別な日。
 湯村温泉通り周辺では毎年恒例の 「塩澤寺 厄除け地蔵尊大祭」が開催されます。

 この大祭は、石造地蔵菩薩座像が24時間だけ耳を傾け、訪れる人々の願いを聞き入れ、厄難を取り除くという特別な日として、多くの参拝客で賑わいます。
 会場には数多くの露店が並び、賑やかな雰囲気が楽しめる一方で、周辺道路には交通規制が実施されますのでご注意ください。

 また、今年はコロナ禍前と同様の多くの人出が予測されることから、感染症への警戒も引き続き必要な状況です。そのため、大祭期間中は、洗濯物の受け渡しを一時中止とさせていただきます。
 皆様の健康と安全を最優先に考えた対応ですので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 
 なお、お祭りへお出かけの際は、交通規制情報や混雑状況にご注意のうえ、感染予防対策をしっかりと行ってください。この特別な大祭が、厄除けとともに皆さまに幸多き一年をもたらしますよう願っております。
 
 期間中のご不明点はお気軽にお問い合わせくださいませ。
 引き続き、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
 

【第3報・感染症関連】 1月13日(月)からのインフルエンザ感染症発生状況を更新しました 2025/01/20

 本日1月20日(月)、新たに2階入所者様1名のインフルエンザ陽性が判明しました。

 これまで計4名の感染者を確認しておりますが、皆様の状態は安定しております。

 陽性者には、医師から必ず連絡をしております。
 また、体調変化があれば、医師より必ず連絡をしますので、ご安心ください。

 インフルエンザ感染は山梨県内全域で警報レベルです。
 引き続き、厳重な感染対策を実施のもと、入所者様の慎重な健康観察を実施してまいりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 
 ご不明な点がございましたら、施設にお電話いただきますようお願いいたします。
 

【第2報・感染症関連】 1月13日(月)からのインフルエンザ感染症発生状況を更新しました 2025/01/16

 本日1月16日(木)、新たに2階入所者様1名のインフルエンザ陽性が判明しました。

 これまで計3名の感染者を確認しておりますが、皆様の状態は安定しております。

 陽性者には、医師から必ず連絡をしております。
 また、体調変化があれば、医師より必ず連絡をしますので、ご安心ください。

 インフルエンザ感染は山梨県内全域で警報レベルです。
 引き続き、厳重な感染対策を実施のもと、入所者様の慎重な健康観察を実施してまいりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 
 ご不明な点がございましたら、施設にお電話いただきますようお願いいたします。
 

【感染対策における緊急連絡】 施設内インフルエンザ感染を受け、面会中止のご協力をお願いいたします 2025/01/14

 このたび、継続的な県内および市内でのインフルエンザ感染状況、および施設内での感染確認を受け、感染拡大防止のため、明日1月15日(水)より全フロアでの面会を中止させていただきます。

 【実施内容】
 ■面会について
 全フロアにて、面会を中止いたします。
 ・面会中止期間:1月15日(水)~2月16日(日)の1か月間
                                            
 すでにご予約済みの面会も対象となります。
 ※感染状況により、中止期間を延長する場合がございますので、ご了承ください。

 ■外出について
 引き続き「警報レベル解除」まで、すべての外出を中止とさせていただきます。
 「再び訪れる穏やかな日々のために、今は力を合わせるときです」
 皆様と共にこの困難を乗り越えるため、当施設では以下の取り組みを徹底してまいります。
 ・利用者様の安全と安心を最優先に、手洗いや換気など基本的な感染対策を徹底。
 ・スタッフ一丸となり、感染拡大防止に万全を期して対応いたします。

 【お願い】
 皆様の一つひとつの行動が、大切な人たちの健康と未来を守ります。ご不便をおかけしますが、感染防止対策へのご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
 未来の笑顔と安心のために、一緒にこの困難を乗り越えましょう。
 引き続き、安心してご利用いただける環境づくりに努めてまいります。