新着情報
News

【掲載のお知らせ】 山梨県老人保健施設協議会Webサイトに当施設のSDGsの取り組みが紹介されました 2025/04/09

 2025年3月16日、山梨県老人保健施設協議会の公式Webサイトにて、当施設が日頃より取り組んでいるSDGs推進活動についての記事が掲載されました。
 
 このブログは、県内の老健施設が持ち回りで発信しているもので、今回は当施設が担当し 「私たちにできるSDGs」
 をテーマに、スタッフ一人ひとりの思いと行動を紹介しています。
 
 利用者様との日々の関わりの中で実践している小さな工夫や、チームとしての継続的な取り組みなど、施設全体で未来につなげていく活動の様子が綴られています。
 
 ぜひご覧いただき、私たちの取り組みに触れていただけたら幸いです。
 
 ▶記事はこちらから
 https://ameblo.jp/y-rouken/entry-12888515978.html
 

【重要なご案内】 リスクマネジメントの重要性と私たちの取り組み 2025/04/04

 安心で安全な施設生活を送っていただくために・・・
 日頃より、当施設のリスクマネジメントにご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 これまでにも、皆様には当施設のリスクマネジメントに関する基本的な方針を共有してまいりました。今後も利用者の皆様が安心して安全にお過ごしいただけるよう、引き続き重要なテーマに関する情報を定期的に配信してまいります。
 何卒ご一読いただき、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 【高齢者の虐待防止について】
 高齢者虐待防止法は、2005(平成17)年に施行され、高齢者を虐待から守り、適切に保護するための措置を明確に定めています。
 虐待には、「身体的虐待」「介護、世話の放棄・放任」「心理的虐待」「性的虐待」「経済的虐待」という5つの形態が存在します。
 
 当施設では、利用者様がこれらの虐待行為に遭わないよう、日々のケアに最大限の配慮を行い、利用者様の尊厳を守ることを常に第一の目標としています。
 また、スタッフは定期的に『虐待の芽チェックリスト』を使用し、自らのケアを振り返ることで、早期に問題を発見し、改善を図る努力を続けています。
 
 私たちは、利用者様に安心して過ごしていただける環境を提供し、虐待のない健全な生活を支えるために、スタッフ一丸となって日々努めております。
 皆様にも、こうした取り組みをご理解いただき、共に利用者様の尊厳を守るためのパートナーとしてご協力いただければ幸いです。
 

【すべての人に、安心と尊厳を】——「3つのガイドライン」策定のお知らせ 2025/04/02

 「すべての利用者様が、より安心して過ごせる場所へ・・・」

 いつも当施設の運営にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 このたび、すべての利用者様が笑顔で、安心して過ごせる環境を実現するために、新たに「3つのガイドライン」を策定しました。

 私たちの想いを形にしたこの指針が、より良いケアの未来を築く一歩となることを願っています。
 ① 利用者様の権利を守るためのガイドライン
 「大切な人を、私たちも大切に!」 利用者様の尊厳を守り、虐待を防ぐためのルールを明確にしました。
 ✅「その人らしさ」を尊重する方針
 ✅虐待ゼロを目指す具体的な行動基準
 ✅利用者様の意思決定を支えるサポート体制
 ✅異変を見逃さない早期発見・報告体制
 ✅スタッフ一人ひとりの意識を高める研修プログラム

 ② 介護・医療事故を防ぐためのガイドライン
 「安全はすべての基本!確かなケアで未来を守る!」 利用者様が安心して過ごせるよう、事故防止の体制を強化しました。
 ✅リスクマネジメント委員会の役割と意義を明確化
 ✅事故を未然に防ぐための具体的な対策
 ✅「もしも」のときの迅速な報告・対応フロー

 ③ 褥瘡(じょくそう)予防のためのガイドライン
 「未然に防ぐことが、最高のケア!」 褥瘡ゼロを目指し、より専門的な予防策を導入しました。
 ✅スタッフ全員が実践できる褥瘡ケアの流れ
 ✅負担の少ないケアで、利用者様の快適な生活をサポート
 ✅定期的な研修で、最新のケア技術を習得
 
 「すべての人が、安心して過ごせる未来のために」
 私たちは、このガイドラインを「職員全員が実践すべきバイブル」として共有し、利用者様やご家族の皆様にもわかりやすくお伝えしてまいります。
 施設全体で取り組むことで、利用者様にとってさらに安全で快適な環境を整え、一人ひとりの尊厳を大切にしたケアを提供してまいります。

 今後とも、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

【重要なお知らせ】 甲府市における介護認定調査の現状とNAC湯村のサポート 2025/03/28

 いつも当施設をご利用いただき、誠にありがとうございます。
 
 ■甲府市からのお知らせ
  ●甲府市より、介護認定調査について以下のような状況のご連絡がありましたので、お知らせいたします。
 
 ■現在の状況
  ●介護認定申請が1月から急増しています
  ●調査の日程調整のご連絡まで:約2週間かかっています
  ●認定結果が出るまで:1ヶ月以上かかっています
 
 ■なぜ遅れているの?
  ●介護認定調査は皆様の状態を正確に把握するための大切な調査です。
  ●甲府市の調査員も最大限努力していますが、申請が多すぎて対応が追いついていない状況です。
 
 ■いつ改善される?
  ●甲府市によると、4月以降は少しずつ改善する見込みですが、もうしばらくこの状況が続く可能性があります。
 
 ■ご不安な点は?
 ご心配な点やご質問がございましたら、当施設のスタッフまでいつでもご相談ください。
 私たちNAC湯村のスタッフが全力でサポートいたします。
 遅延はありますが、皆様の介護サービスや当施設でのケアに影響がないよう最大限努めてまいります。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 【お問い合わせ先】 NAC湯村相談課
  入所担当:内藤、通所リハビリ担当:堀内
 
※当施設では、認定調査の遅延に関わらず、皆様に必要なケアを提供するために最善を尽くしています。ご安心ください。
 

【地域との連携を深める活動】 千代田地区民生委員との交流会~老健施設の役割を知る見学会のご報告~ 2025/03/27

 3月26日(水)、千代田地区の民生委員の皆様をお招きして、老健施設の役割についての説明会と施設見学を含めた交流会を開催しましたので、その様子をご報告いたします。
 
 ■地域とつながる架け橋として
 
 甲府市千代田地区から5名の民生委員の皆様が当施設を訪れてくださいました。皆様の熱意あふれる表情に、私たちスタッフも身の引き締まる思いでした。
 
 「地域の高齢者を支える私たちの役割とは何か」—このテーマを軸に展開された今回の交流会。日頃から地域の最前線で活動されている民生委員の皆様と、医療と生活の橋渡しをする私たち老健施設が出会うことで、新たな気づきが生まれる貴重な機会となりました。
 
 ■老健施設の役割を知っていただく
 
 交流会の第一部では「老健施設の役割と地域における位置づけ」についてのプレゼンテーションを行いました。
 
 ・在宅復帰を目指すリハビリテーション
 ・医療ケアと生活支援の両立
 ・ご家族の介護負担軽減のためのショートステイ
 ・認知症ケアの専門的アプローチ
 
 民生委員の皆様からは「医師が常にいることで、安心して利用できます」との感想をいただきました。
 
 ■施設内を巡る見学ツアー
 
 第二部では、実際に施設内を見学していただきました。
 「百聞は一見にしかず」という言葉通り、実際の設備や利用者様の生活の様子を見ていただくことで、私たちの施設への理解を深めていただけたようです。ある民生委員の方は「ホテルと病院が一体化したような施設ですね」と話してくださいました。
 
 ■活発な意見交換で見えてきた課題と可能性
 交流会の最後には、和やかな雰囲気の中で意見交換会を実施。その中で、老健施設の情報が地域に十分に浸透していないことが明らかになりました。
 
 参加された民生委員の方々は、「これまでは老健施設が何をするところなのか具体的にイメージできていませんでした。今日実際に見学して、地域の方を紹介したいと思える施設だと実感しました。特に、在宅復帰を目指すという明確な目標があることを知り、安心して紹介できます」と話されていました。
 
 ■これからの地域連携に向けて
 今回の交流会を通じて、私たち老健施設と地域の民生委員の皆様が「顔の見える関係」を築くことができました。これは地域包括ケアシステムの実現に向けた大切な一歩だと感じています。
 
 今後も定期的な交流の機会を設け、施設の専門性を地域に還元するとともに、地域の皆様のニーズに耳を傾けながら、高齢者の生活を支える体制づくりに貢献していきたいと思います。
 
 民生委員の皆様、お忙しい中ご参加いただき、本当にありがとうございました。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
 ※画像は参加者の同意を得て掲載しています。
 
 相談課 地域連携担当 内藤克博
 

【ご家族様への大切なお願い】 洗濯物に関するご協力~支え合いで築く、快適な暮らし~ 2025/03/26

 平素より、当施設の運営に、ご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
 皆様のお力添えのもと、私たちは利用者様の健やかで快適な生活を支え続けております。
 
 さて、当施設では、利用者様の洗濯物に関しまして、以下のいずれかの方法をご選択いただいております。
 
 【お洗濯の方法】
  1.施設洗濯 (委託業者に依頼し、費用をご負担いただく方法)
   ※詳しくは「私物洗濯サービスについて」をご確認ください。
 
  2.ご家族洗濯 (ご家族様にお持ち帰りいただき、洗濯をお願いする方法)
 
 【ご協力のお願い】
  近頃、失禁等の影響で衣類が不足し、スタッフが代わりに洗濯を行うケースが増えてお ります。
  円滑な運営を維持し、利用者様が安心して過ごせるよう、以下の点についてご協力をお願いいたします。
 
  1.施設洗濯をご利用の方
  委託業者では、業者に洗濯物を出してからお戻しするまで約2日間かかります。
  やむを得ず施設内で洗濯を行う場合、追加費用が発生することがございますので、あらかじめご了承ください。
 
  2.ご家族洗濯をご利用の方
  洗濯物がたまりました際には、スタッフよりご連絡いたしますので、速やかなお引き取りをお願いいたします。
 
  3.衣類の補充について
  衣類が不足している場合、スタッフよりご連絡いたします。
  利用者様がいつでも清潔で心地よい生活を送れるよう、必要な衣類のご準備をお願いいたします。
 
  ✅ご家族洗濯をご利用の方へ ➤ 衣類受け渡し方法の変更について
  4月より面会緩和に伴い、衣類の受け渡し方法を一部変更いたします。
 
  • 未洗濯の衣類のお引き渡し ➤ これまで通り、1階にて対応
  • 洗濯済みの衣類のお預かり ➤ 各フロアにて受付(1階での預かりも可)
 
 ※感染症対策強化月間(12月~翌3月)は、すべて1階での対応となりますので、ご承知おきください。
 
 ご家族様のご協力が、利用者様の安心につながります。
 より良い環境を共に築きながら、大切なご家族が毎日を穏やかに過ごせるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 
 「清潔な衣類が、心地よい暮らしを支えます」
  私たちは、ご家族様とともに、利用者様の健やかな毎日を守るため、これからも尽力してまいります。
  ご不明な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 

【永遠の尊厳と感謝】 心を紡ぐ、感謝の祈り — 慰霊祭を執り行いました 2025/03/24

 本日3月24日(月)、当施設をご利用され、今年度にご逝去された皆様のご冥福をお祈りする慰霊祭を執り行いました。
 
 私たちは、ご逝去された方々が過ごされた日々の尊さを心に刻み、深い敬意と感謝を捧げました。皆様の歩まれた足跡は、私たちの記憶の中で色褪せることなく、永遠に輝き続けることでしょう。
 
 このひとときを通じ、かけがえのない命に改めて感謝するとともに、故人を偲ぶ心が私たちを結びつけ、より深い絆へとつながっていくことを願っております。
 
 「ここで過ごせてよかった」と、ご家族の皆様が振り返ることのできる場所であり続けるために、これからも心を込めたケアと温かなつながりを大切にしてまいります。
 
 お亡くなりになられた皆様の安らかなる眠りを、心よりお祈り申し上げます。
 

【現場の知恵が未来を拓く】 誰もが輝ける施設づくりへの挑戦 ―第12回施設内事例研究オンライン発表会リポート― 2025/03/24

 令和7年3月19日(水) 当施設では、年に一度の知識と経験の共有イベント『第12回施設内事例研究オンライン発表会』が盛大に開催されました。
 本発表会は、各部署の革新的な取り組みと成果を共有する貴重な機会として定着しております。
 
 輝かしい実践と未来への架け橋

 今年度の発表会では 「変化を恐れず、挑戦する勇気」をテーマに、日々の業務から生まれた創意工夫と情熱あふれる実践が披露されました。
 現場の知恵が結集されたこの場は、単なる成果報告に留まらない、私たち全員の成長と施設の発展を促す原動力となっています。
 
 学びと感動の共有空間

 今回の発表会には総勢47名の職員が参加し、各発表に対する熱心な質疑応答が交わされました。発表者の緻密な調査と実践に基づく報告は、参加者全員に新たな気づきと専門知識の向上をもたらしました。
 特に印象的だったのは 「小さな工夫が大きな変化を生む」という視点が、様々な事例を通して具体的に示されたことです。「利用者様一人ひとりの可能性を信じ、諦めない姿勢こそが真の介護の原点です」という言葉が、会場に深い共感を呼びました。
 
 未来を拓く実践知の結晶

 当施設の事例研究発表会の最大の価値は、日々の実践から生まれた「生きた知恵」が組織全体の財産となることです。今回共有された革新的なアプローチや解決策は、明日からのケアの質を高め、利用者様の生活をより豊かにする具体的な道筋を示しています。
 SDGsの理念を取り入れた運営方針、個別性を尊重したケアの実践例、リハビリテーションにおける新たな挑戦など、多角的な視点からの発表は、私たちの視野を広げ、専門性を深化させる貴重な機会となりました。
 
 今後の展望

 「明日の介護を、今日創る」という信念のもと、今回の研究発表で共有された知見と技術を活かし、スタッフ一同、より質の高いサービスの提供と施設運営の透明性向上に努めてまいります。
 『地域に信頼され、選ばれる施設』であり続けるために、私たちは学びを止めず、常に前進し続けます。利用者様の笑顔と尊厳を守るという使命を胸に、これからも新たな挑戦を続けてまいります。
 
 優秀演題賞わたし...また歩けるかしら?―超高齢利用者に対する骨折初期からの挑戦—」  
 リハビリ係 作業療法士 原田 直輝
 
 研修委員会 菊地大輔      
 

【面会・外出制限緩和のお知らせ】 春の訪れとともに、より自由な交流を—4月1日(火)より、面会予約不要・外出再開となります 2025/03/17

 大切な方との「また会える」喜びを、もっと身近に・・・
 ご家族との温かなふれあいは、入所者様にとって何よりの活力となります。
 
 このたび、感染症の流行が落ち着き、安定した状況が続いていることを踏まえ、4月1日(火)より面会予約制を廃止し、より自由な面会形態へ移行いたします。
 また、明日3月18日(火)より外出予約の受付も再開いたします。
 
 長期にわたる制限にご理解とご協力をいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
 年末年始にはクラスターも経験しましたが、皆様とスタッフが一丸となって乗り越えた経験を今後の感染対策に活かし、より安全な施設運営に努めてまいります。
 
 当施設は「その人らしさを大切に、笑顔あふれる毎日を」を理念とし、入所者様お一人おひとりの意思と尊厳を最優先に考えています。今回の制限緩和も、この理念に基づく大切な一歩です。
 
 ●4月からの変更点
 将来的な面会の自由化に向け、段階的に緩和を進めてまいります。
 
 【面会について】 ~待ち望んだ再会を、ゆっくりとお過ごしください~
 ・予約なしでの面会が可能になります
 ・面会時間と面会場所の制限を緩和いたします
 ・各フロアにて面会カードのご記入をお願いいたします
 
 【外出について】 ~春の陽気とともに、新しい思い出作りを~
 ・外出の予約受付を再開いたします
 ・近隣への散歩やお花見などが可能となります
 
 【引き続きご協力をお願いする感染対策】 ~みんなで守る、大切な人の笑顔~
 利用者様の健康と安全を守るため、以下の基本的な感染対策の継続をお願いいたします。
 ・体調不良時の面会自粛
 ・施設到着時のセルフ検温や手指消毒、マスク着用
 ・食品衛生管理の観点から、面会時の食べ物の持ち込みは固くお断りします
 ・12月から翌年3月は「感染対策強化期間」とし、面会・外出の制限を予定
 ・4月から11月の期間中、新型コロナウイルスやインフルエンザが「警報レベル」に達した場合は、面会・外出を制限
 
 【今後の展望】 ~春風とともに、懐かしい日常が戻ってきます~
 
 春の訪れとともに、より自由な交流の機会が増えることを大変嬉しく思います。
 入所者様お一人おひとりの「したい」という思いを大切に、さらに快適な生活環境を整えてまいります。
 
 桜のつぼみも膨らみ始め、春の訪れを感じる季節となりました。
 ご家族とともに近隣の公園でお花見を楽しんだり、懐かしい場所への小さな外出など、これまで制限されていた日常の喜びを少しずつ取り戻していただければ幸いです。
 
 施設スタッフー同、皆様と入所者様の素敵な思い出作りのお手伝いができることを心より楽しみにしております。これからも『安心』『信頼』『笑顔』を大切に、皆様の暮らしをサポートしてまいります。
 
 ご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。
 

【重要なご案内】 リスクマネジメントの重要性と私たちの取り組み 2025/03/07

 安心で安全な施設生活を送っていただくために・・・
 日頃より、当施設のリスクマネジメントにご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 これまでにも、皆様には当施設のリスクマネジメントに関する基本的な方針を共有してまいりました。今後も利用者の皆様が安心して安全にお過ごしいただけるよう、引き続き重要なテーマに関する情報を定期的に配信してまいります。
 何卒ご一読いただき、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 【身体拘束をしないことの重要性】
 身体拘束とは、利用者様の自由な行動を制限する行為を指し、その行為は利用者様の尊厳を深く傷つけます。
 
 介護保険法においては、身体拘束を行わないことが原則として定められており、具体的には利用者の人権や尊厳を尊重し、自立支援を目的としたケアを実施することが求められています。
 身体拘束による影響は精神的・身体的に大きく、精神的な不安や混乱を引き起こすだけでなく、認知症の進行を加速させる可能性もあります。また、筋力や体力が低下し、早期の寝たきり状態に陥るリスクも高まります。
 
 私たちはこうしたリスクを十分に理解し、利用者様の尊厳を何よりも大切にしています。
 そのため、当施設では原則として身体拘束を行わず、自由で安全な生活環境を提供することを徹底しています。利用者様が心身ともに自由で安心感を持って過ごせることが、豊かで充実した日々を送るために不可欠です。
 
 身体拘束を避けることは、利用者様のQOL(生活の質)を高め、心地よい環境を提供するために欠かせません。私たちは常に最善の介護を提供し、利用者様が自分らしく過ごせるよう努めております。
 
 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 
 
 《身体拘束のリスク》
 身体拘束は、利用者様の自由な行動を強制的に制限し、尊厳を損ないます。
 その結果、利用者様は施設や職員に対して不信感や嫌悪感を抱くことがあり、精神的な不安や混乱を招くことも少なくありません。認知症の進行が早まるリスクも指摘されています。
 さらに、身体的な影響も大きく、筋力や体力の低下によって、早期に寝たきりとなる危険性が非常に高まります。身体拘束は、利用者様のQOLを著しく損ない、健康や生命に悪影響を与える可能性があります。 
 
 《当施設の方針》
 当施設では、利用者様の尊厳を最優先に考え、できる限り身体拘束を行わないケアを徹底しております。そして、利用者様が自分らしく生活しながら、安全を確保するために最善の対応を心がけています。ご家族様とも協力し、利用者様にとって最適な介護環境を共に作り上げていきたいと考えています。
 引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。