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【郷土料理特集・徳島県】 100年の時を越えて愛され続ける、心あたたまる“ふるさとの味”——2025/05/09

 今回ご紹介するのは、徳島県佐那河内村に古くから伝わる素朴な混ぜご飯「いりこ飯」です!
 “家庭の味の原点”とも言えるこの一品は、100年以上もの間、地域の人々の暮らしに寄り添い続けてきました。
 
 炊きたてのご飯に、酢や醤油で味付けしたちりめん、そして出汁や醤油・みりんで甘辛く煮詰めたこんにゃく、ごぼう、しいたけを混ぜ込んだ風味豊かでやさしい味わい。
 煮干しから丁寧に取った出汁が、食材の旨味をぐっと引き立て、口いっぱいに広がります。
 
 「いりこ」は、この地方の方言で「ちりめん」のこと。
 かつては「ちりめん」のみのシンプルな混ぜご飯でしたが、年月を重ねる中で具材が増え、今の “ごちそう飯”へと進化してきました。
 
 農作業の合間や一日の終わりに食べられていたという、体と心をねぎらう温かい一膳。
混ぜるだけで手軽に作れることから、忙しい日々にも寄り添ってくれる、やさしさあふれる郷土の味です。
 
 今もなお、地域の行事や家庭で愛され続ける「いりこ飯」——
 お米の大切さ、食のありがたみを改めて感じるこの頃。
 昔ながらの素朴な味わいが、どこか懐かしく、心をほっと和ませてくれます。
 
 これからも日本各地に根づく伝統の味を大切に守り、未来へとつないでいきたいと思いますー
 
 出典:農林水産省ウェブサイト うちの郷土料理 徳島県
 
 管理栄養士 小池
 

【心をつなぐ、春の彩りレポートvol.3】 鯉のぼりに想いをのせて、笑顔咲く春のひととき2025/05/02

 新緑がまぶしく、心まで晴れやかになるこの季節。
 当施設では、春の訪れを感じながら、皆様と一緒にあたたかな時間を重ねています。
 
 4月のお楽しみ会では、各フロアで「鯉のぼりの作品づくり」に取り組みました。
 五月晴れの清々しい大空に元気いっぱい泳ぐ鯉のぼりをイメージしながら、色とりどりの紙や飾りを使って、世界にひとつだけの作品を完成させました。
 
 作品づくりを通して、季節の移ろいを感じながら、利用者様とスタッフが心を通わせる貴重な時間となりました。
 
 日々のささやかな一場面ではありますが、こうした温もりある瞬間をお届けすることで、 皆様の安心や笑顔につながれば幸いです。
 これからも、「ここでの時間が心地よい」と思っていただけるような日常づくりを、スタッフ一同心を込めて続けてまいります。
 
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 画像は、ギャラリーでお楽しみください。
 https://www.nac-yumura.com/gallery/#n1001177
 
 スタッフ一同
 

【春光に導かれて、笑顔咲くバースデー】 4月生まれの皆様へ、新たな季節の輝きを込めて2025/05/01

 春のやわらかな日差しが降り注ぎ、若葉が輝き始める4月。
 この希望に満ちた季節にお誕生日を迎えられた入所者7名様、通所リハビリ利用者3名様へ、心からのお祝いと感謝を込めたバースデーセレモニーを開催いたしました♪
 
 ♪♪お誕生日おめでとうございます♪♪
 
 バースデーカードをお贈りし、スタッフ一同で「ハッピーバースデー」を歌い上げると、皆様の笑顔が春の光のように温かく、まばゆい輝きを放ちました♪
 
 新しい門出と出会いに満ちたこの季節。
 4月に生まれた皆様は、まるで芽吹いた若葉のように、未来への希望と優しさをそっと運んでくださる存在です。
 
 「春風に包まれた笑顔は、新しい季節の始まりを告げる贈り物」
 皆様のこれからの一年が、健やかで穏やかに、そしてたくさんの笑顔と幸せに満ちたものとなりますよう、スタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。
 これからも、春の陽気のようにあたたかく、優しい日々をともに紡いでまいりましょう。
 
 行事委員会