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【食の旅・めんそーれ沖縄へ2025】 南国の風とパワーフードで、暑い夏を乗り切ろう! 2025/07/10

 いよいよ夏本番!
 今月の郷土食は、話題沸騰中の“沖縄”がテーマです!
 
 実は今、沖縄が大きな注目を集めているのをご存じでしょうか?
 2025年7月25日、日本最大級の新テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」がグランドオープン!
 恐竜の森を歩き、熱気球で空を舞い、未体験の冒険に心が躍る——
 南国の自然と最先端エンターテインメントが融合した、“体験する物語の世界”が誕生します。
 
 このビッグプロジェクトを手がけるのは、あのUSJ再生の立役者・森岡毅氏率いる「株式会社刀」。“人の心を動かす”をテーマにした、五感を刺激する没入型の体験に、国内外から熱い視線が注がれています。
 
 そんな夢と感動が溢れる沖縄にちなんで、今月は心も身体も元気になる“食の旅”をお届けしました。
 
 〇じゅーしぃ(沖縄風炊き込みご飯)
 豚肉や野菜の旨みがしみ込んだ、ふっくらごはん。しっかり食べて夏バテ予防に!

 〇ゴーヤチャンプルー
 ビタミンCたっぷりのゴーヤ、豚肉、卵が絶妙に絡む、沖縄の代表的なパワーフード。苦味がほどよく、食欲もアップ!

 〇もずく酢
 沖縄の海の恵み・もずくを、さっぱりとした酢でツルンと。夏の涼味にぴったり。

 〇ソーミン汁
 細麺を鶏ガラ出汁でやさしく煮込んだ、沖縄の家庭の味。のどごしも軽く、スッとお腹に入ります。

 〇パインムース
 トロピカルな甘酸っぱさと爽やかな香りが広がる、南国デザート。夏のお口直しにどうぞ。
 
 沖縄の自然、文化、そして“今”の話題を感じる一日——
 お食事を通じて、利用者様にも季節のワクワクをお届けできれば嬉しい限りです。
 
 今年の夏も、皆様の笑顔と元気を食卓から支えてまいります♪
 引き続き、旬と楽しさを大切に、食の魅力をお届けしてまいります。
 
 管理栄養士 小池
 

【ナックの日・28年分のありがとう】 今日もここに、笑顔が咲いています——7月9日“ナックの日”に心を寄せて——2025/07/09

 何気ない毎日ほど、実はかけがえのないものかもしれません。
 私たちはこの場所で、その日常を28年という月日をかけて、大切に育んできました。
 
 1997(平成9)年4月23日。
 湯けむりに包まれたこの地に 「NAC湯村」が誕生しました。
 それはまるで、静かに灯る“ぬくもりの火”が、この地域にともされた瞬間でした。
 
 あれから28年——時代はめぐり、介護のあり方も、社会の景色も少しずつ変わってきました。
 でも、変わらなかったものがあります。
 それは、人と人がそっと寄り添い、心を通わせる力。
 目には見えないけれど、確かにここにある“ぬくもり”です。
 
 私を含め、開設当初からこの施設に関わり続けているスタッフは、今ではほんの数名になりました。
 誰かの手を握り、背中をそっと支えながら、共に歩んできた日々には、笑顔も涙もたくさんありました。
 その一つひとつが、NAC湯村という場所を育ててくれたのだと思います。
 
 そして、この施設には、今もたくさんの“声”が息づいています。
 「ここの温泉に入ると、心までほぐれるんだよ」
 ——湯けむりの向こうで笑う、ご利用者様の声
 「母が、また笑うようになりました」
 ——面会に訪れたご家族の、少し涙ぐんだひとこと
 「歩けないと思っていたの。でも、また一歩、踏み出せたの」
 ——その一歩は、人生に光を灯す希望の足音でした
 
 そんな日々の言葉が、私たちの原点を思い出させてくれます。
 介護は、目立たなくてもいい。
 でも、人の人生に触れる仕事だからこそ、そこにある感動は、静かに胸を打ちます。
 
 そして今日、7月9日は「ナックの日」。
 “7(ナ)9(ック)”という語呂にちなんで名づけた、私たちにとって特別な日です。
 
 この日を祝して、ランチはちょっぴり特別なメニューをご用意しました。
 穴子ちらし寿司に肉じゃが、洋ナシ缶、清まし汁——
 そしておやつには、笑顔がとろけるバニラアイスを添えて・・・
 
 「お祝いって、なんだかうれしいね」
 「ちらし寿司の色がきれいで、見ているだけで元気が出るよ」
 「アイスまで出るなんて、最高!」
 
 そんな明るい声がフロアに広がり、今日もたくさんの笑顔が咲いていました。
 その光景こそが、私たちの原動力です。
 
 私たちの誇りは、天然温泉のある暮らし、そして人と人が心を通わせるあたたかな時間。
 湯村の湯にゆっくりと身をゆだねるひとときは、体だけでなく、心までほどいてくれます。
 「今日も気持ちよかったよ」 その一言が、すべてを包み込んでくれます。
 
 この28年で、介護の現場は大きく変わりました。
 でも、どんなに時代が変わっても——
 “人の手でしか伝えられないぬくもり”がある。
 その信念だけは、今も揺らぎません。
 
 私たちはこれからも、社会の変化にしなやかに寄り添いながら、
 「地域に貢献できる、選ばれる施設を目指して」
 一つひとつの出会いを、丁寧に、大切に紡いでいきます。
 
 特別なことではなくていい。
 今日も誰かが、「ここでよかった」と思える日であること。
 その一日一日を、これからも積み重ねていきたいと思っています。
 
 28年分のありがとうを、胸いっぱいに込めて。
 そして——これから出会うすべての人へ、やさしい未来をつないでいけますように・・・
 また明日も、この場所に、笑顔が咲きますように。
 
 相談課 介護支援専門員 堀内貴弘
 

【星に願いを・七夕飾り2025】 短冊に込めた想いが、星空でそっと輝く夜に──2025/07/07

 今年も、利用者の皆さまとスタッフが一緒に、心を込めて短冊に願いごとを記しました。
 「元気で過ごせますように」
 「また家族に会えますように」
 「美味しいものをたくさん食べたい!」
 書かれたひと言ひと言には、その人らしさと、暮らしの中の小さな幸せへの想いがにじみ出ていて、思わず胸があたたかくなります。
 
 織姫と彦星が年に一度だけ再会できるという、七夕の夜。
 笹竹に願いを結ぶこの風習は、古代中国の星伝説と、日本古来の「棚機(たなばた)」の行事が合わさったものといわれています。
 
 天へとまっすぐ伸びる笹に願いを託すその姿は、まるで空に向かって祈るようでした。
 
 冗談を交えながら、笑顔で願いごとを綴る利用者皆さまの姿に、スタッフの心もあたたかく満たされました。
 
 短冊に込められた願いが、どうか星空へと届きますように──
 例年、七夕は梅雨と重なりがちですが、今年こそ、星空のベールが雲の隙間から顔を出し、天の川が私たちに語りかけてくれることを願っています。
 
 ブログをご覧の皆さまにも、星空の下、心穏やかなひとときが訪れますように・・・
 
 画像は、ギャラリーでお楽しみください。
 https://www.nac-yumura.com/gallery/#n1001217
 
 行事委員会 看護職 清水
 

【カレーフェア2025 第1弾】 北のごちそう、香りとともに——「札幌風スープカレー」登場!2025/07/03

 いよいよ始まりました、今月の食のイベント「カレーフェア」!
 トップバッターを飾るのは、北海道・札幌発祥のご当地グルメ「スープカレー」です♪
 
 サラリとしたスープ状のカレーに、じっくり煮込んだゴロゴロ野菜‼️
 カレーなのに まるで“和のだし汁”のような深みがあり 口にした瞬間——
 ふわりと広がるだしの香りとスパイスのハーモニー
 
 利尻昆布や鮭節、かつお・椎茸などから丁寧にとっただしは、どこか懐かしく、体にスッとしみわたるようなやさしさ♡
 その中に、ピリッと効いたスパイスの刺激が絶妙なアクセントになり、暑さで落ちがちな食欲をグッと呼び覚ましてくれます!
 
 主役の野菜たちは、ひとつひとつが堂々とした存在感。
 
 甘くてホクホクかぼちゃに人参
 シャキッとレンコン
 彩り豊かなブロッコリー
 じゃがいもはスプーンでほぐれるほどやわらかく
 
 食べるたびに“北海道の大地”を感じさせてくれます
 
 思わず最後の一滴まで飲み干したくなる、スープの奥深さ。
 ひと皿に込められた、素材・出汁・スパイスの三重奏が、心も身体もじんわり温めてくれました。
 
 ――“カレーって、こんなに繊細でやさしい味だったんだ”
 そんな新しい発見と感動をくれる、札幌風スープカレー。
 
 カレーフェアはまだ始まったばかり。
 食べるたびに“旅する気分”が楽しめる、カレーの世界へようこそ!
 
 管理栄養士 小池