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【第4報・感染症関連】 2階における新型コロナウイルス感染状況のご報告 2026/02/28

  本日28日(土)、新たに1名の入所者様が新型コロナウイルス陽性と確認されました。

 これまでに確認された感染者(入所者様)は計2名となっております。
 
 いずれの方も現時点では全身状態は安定しており、医師の管理のもと適切な対応を継続しております。
 なお、陽性が確認された方につきましては、医師より必ずご家族様へ直接ご連絡を差し上げております。
 今後、体調に変化が生じた場合も、速やかにご連絡いたしますのでご安心ください。
 
 ■ 現在継続している対応
 感染拡大防止のため、以下の対応を引き続き実施しております。

  〇2階の新規入所・退所・面会・外出の一時中止
  〇お問い合わせは緊急時を除き、9時〜17時の間にお願いいたします
  〇3階・4階の運営状況に変更はございません 

 ご家族の皆様にはご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
 
 現在、感染対策委員会を中心に、ゾーニングの徹底・健康観察の強化・職員の体調管理強化を行い、これ以上の拡大を防ぐべく全力で対応しております。
 
 今後の経過につきましては、当施設Webサイトにて随時お知らせいたします。
 一日も早い収束に向け、職員一同取り組んでまいります。
 
 引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

【看護の本質を追い続けて】 看護部長 井上みち子|退職のご挨拶 2026/02/28

 25年という時間が築いたもの|NAC湯村の歩みは、人の歩みそのものです。
 
 このたび、25年間にわたり看護の現場を支え続けてきた看護部長 井上みち子が、2月末日をもって退職いたします。
 
 2001年の入職以来、看護体制の礎を築き、ターミナルケア体制の構築、山梨県立大学看護学部との教育連携など、NAC湯村の医療・看護の質を一段と高めてくださいました。
 その歩みは、単なる一職員の歴史ではなく、施設そのものの成長の記録です。
 
 本日は、井上部長が25年間の想いを綴ったメッセージを掲載します。
 
 どうぞ、ご一読ください。
 
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 NAC湯村卒業にあたり感謝をこめて…
 
 このたび、四半世紀というかけがえのない時間を共に歩んだNAC湯村を、2月末をもって卒業することとなりました。
 
 振り返れば25年。
 支えてくださったすべての皆さまへの感謝で、胸がいっぱいです。
 
 利用者様、ご家族様、そして共に歩んできた職員の皆さま。
 皆さまとの出会いが、私の看護人生を形づくり、人生そのものを豊かにしてくださいました。
 
 まずは心から、ありがとうございます。
 
 ■ 2001年1月13日、NAC湯村の扉をくぐったあの日から、今日まで
 
 看護職員は総数8~9名。各フロア1名体制。
 利用者様の体調不良や転倒があれば、その担当看護師が病院受診に付き添い、半日現場を離れることも少なくありませんでした。
 
 受診頻度も高く、利用者様にも、ご家族様にも大きなご負担をおかけしていた時代です。
 そして現場に残る職員にとっても、不在の時間は決して小さくない緊張の連続でした。
 
 あの頃の慌ただしさ。
 それでも私たちは、「今できる最善」を静かに積み重ねてきました。
 看護とは、完璧であることではなく、揺れながらも立ち続けること。
 
 あの時代が、私にそう教えてくれました。
 
 ■「井上さんは看護師さんなの?」
 
 ある日のことです。
 面会に来られたご家族様に生活の様子をお伝えしたとき、こう尋ねられました。
 
 「あら、井上さんは看護師さんなの?」
 
 そして続いた言葉。
 
 「看護師さんがいつもいてくれるなら安心です」
 
 当時は、全職員がNACカラーのジャージ。
 専門職であることは、見た目では伝わりにくい環境でした。
 
 その一言が、私の原点になりました。
 “私たち看護職が常駐していることを、きちんと伝えたい。”
 
 利用者様とご家族様にとって、「見える安心」は、言葉以上の力を持ちます。
 当時の事務長・網倉さんに提案し、看護職は白衣へ。
 
 白衣に袖を通すたびに、専門職としての責任を自分に問い続けました。
 白衣は布ではありません。
 信頼を背負う覚悟でした。
 
 ■ 人生の最終章に寄り添う看護へ
 
 2007年、「ターミナルケア体制」の構築と導入。
 老健で最期まで寄り添うという挑戦は、決して容易ではありませんでした。
 
 ですが、私は思いました。
 人生の最終章に立ち会う場所だからこそ、看護の本質が問われるのではないか、と。
 
 2012年、部長職を拝命。
 責任は重くなりましたが、それ以上に、看護と真正面から向き合う時間が増えました。
 
 ■ 学びは、必ず循環する
 
 2013年、山梨県立大学看護学部の老年看護臨地実習を受け入れ。
 現教授・渡邊裕子先生との出会いは、私の看護観を深く揺さぶりました。
 
 利用者様の“今”を見るだけでは足りない。
 その人の歴史を紐解く。
 歩んできた人生を知る。
 なぜ今この表情なのか。
 明日、何が起きる可能性があるのか。
 
 「看護とは、その人の物語に寄り添うこと」胸が震えるほど、感動しました。
 
 私はもう一度、看護師として初心に帰っていたのだと思います。
 そして、その学びは必ず利用者様に還元されました。
 
 学びは循環する。
 その実感こそ、私の誇りです。
 
 ■ 変わったもの、変わらないもの
 
 振り返れば、制度も体制も変わりました。
 医療環境も進化しました。
 そして、NAC湯村も大きく変わりました。
 
 それでも変わらなかったものがあります。
 
 利用者様の笑顔、ご家族様の「ありがとう」。
 そして、共に走り続けてくれた職員の皆さんの存在です。
 
 看護は一人ではできません。
 支え合うからこそ、成長できる。
 おそらく、至らない点も多くあったことでしょう。
 それでも25年歩み続けられたのは、皆さまの支えがあったからです。
 
 ■ 最後に…
 
 私にとってNAC湯村は、職場以上の場所でした。
 看護師としても、一人の人間としても、育てていただいた場所です。
 
 素敵な笑顔で迎えてくださった利用者様。
 信頼を寄せてくださったご家族様。
 共に悩み、支え合い、前を向いてきた職員の皆さま。
 
 心から、ありがとうございます。
 
 25年分の感謝を胸に、私は新たな一歩を踏み出します。
 そして願っています。
 
 どうかこれからも、NAC湯村が「安心が見える施設」であり続けますように。
 看護の本質を語り続ける場所でありますように。
 
 本当に、ありがとうございました。
 
 2026年2月
 NAC湯村に深い敬意と感謝を込めて
 看護部長 井上みち子
 
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 感謝と継承
 
 井上部長が残してくださったものは、制度や体制ではありません。
 「安心が見える施設であり続ける」という理念そのものです。
 
 25年間の積み重ねは、NAC湯村の文化として、これからも確実に受け継がれていきます。
 
 井上部長の歩みに、心からの敬意と感謝を。
 そして、私たちは、その想いを未来へとつなぎ、さらに進化し続けます。
 
 今後ともNAC湯村をよろしくお願い申し上げます。
 
 NAC湯村 事務長 輿石
 

【第3報・感染症関連】 2階における新型コロナウイルス感染状況のご報告 2026/02/27

 本日27日(金)、追加の抗原検査および健康観察を実施した結果、新たな感染者は確認されませんでした。
 
 現在、2階入所者様全員を対象に体調確認と検査を進めておりますが、これまでに確認されている方以外に陽性者は出ておりません。
 
 すでに陽性が確認されている入所者様につきましては、状態は安定しており、医師の管理のもと適切な対応を継続しております。
 体調に変化があった場合には、速やかに医師よりご家族様へご連絡いたします。
 
 ■ 現在の対応について
 感染拡大防止のため、引き続き以下の対応を継続しております。
 
 〇2階の新規入所・退所・面会・外出の一時中止
 〇お問い合わせは緊急時を除き、9時〜17時の間にお願いいたします
 〇3階・4階の運営状況に変更はございません 
 ご家族の皆様にはご心配をおかけしておりますが、現時点では感染拡大は確認されておりません。
 今後も健康観察を強化し、慎重に状況を見守ってまいります。
 
 引き続き、経過については当施設Webサイトにてお知らせいたします。
 
 皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。
 

【第2報・感染症関連】 2階における新型コロナウイルス感染状況のご報告 2026/02/26

 本日26日(木)、追加の抗原検査および健康観察を実施した結果、新たな感染者は確認されませんでした。
 
 現在、2階入所者様全員を対象に体調確認と検査を進めておりますが、これまでに確認されている方以外に陽性者は出ておりません。
 
 すでに陽性が確認されている入所者様につきましては、状態は安定しており、医師の管理のもと適切な対応を継続しております。
 体調に変化があった場合には、速やかに医師よりご家族様へご連絡いたします。
 
 ■ 現在の対応について
 感染拡大防止のため、引き続き以下の対応を継続しております。
 
 〇2階の新規入所・退所・面会・外出の一時中止
 〇お問い合わせは緊急時を除き、9時〜17時の間にお願いいたします
 〇3階・4階の運営状況に変更はございません 
 ご家族の皆様にはご心配をおかけしておりますが、現時点では感染拡大は確認されておりません。
 今後も健康観察を強化し、慎重に状況を見守ってまいります。
 
 引き続き、経過については当施設Webサイトにてお知らせいたします。
 
 皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。
 

【大切なお願い】 通所リハビリご利用前の体調確認について 2026/02/26

 2月16日以降、当通所リハビリご利用者の中で、連日体調不良者が確認されております。
 そのうち数名は新型コロナウイルス感染が判明しています。

 通所リハビリをご利用の皆さまは、当事業所以外の医療機関・在宅サービス・ご家族との接触など、さまざまな生活動線があります。
 そのため、感染源の特定は極めて困難な状況です。

 現在も、新型コロナウイルスを含む感染症は一定程度発生しており、さらにインフルエンザも同時に流行しています。
 特に高齢の皆さまは、感染すると重症化するリスクが高いとされています。
 
 だからこそ、改めてお願いです。
 ご利用前に、体調や健康状態に少しでも異常があれば、必ず利用をお控えください。

 ■ 来所前に必ずご確認ください

 送迎前・来所前に、ご自宅での検温をお願いします。
 〇 発熱
 〇 強いだるさ
 〇 息苦しさ
 〇 普段と違う咳やのどの痛み
 〇 下痢や嘔吐
 〇 平熱より明らかに高い体温
 〇 いつもより体が重い、元気がない

 このような症状がある場合は、無理をせず利用をお控えください。
 そのうえで、かかりつけ医へご相談ください。
 特に、のどの強い痛み・発熱・咳がある場合は、発熱外来など医療機関への早めの受診をおすすめします。

 ※症状がある日に無理をして来所することは、ご自身だけでなく、他の利用者様の健康にも影響します。体調が悪い時に休むことは、感染拡大防止のための“ご協力”です。

 ■ ご家族の皆さまへ
 同居ご家族に発熱者や体調不良の方がいる場合も、必ず事前に施設へご相談ください。
 利用の可否を一緒に判断させていただきます。
 「これくらいなら大丈夫だろう」という自己判断が、集団感染につながることがあります。

 ■ 来所後のお願い
 〇 来所時、トイレ使用後、食事前後は、職員の案内に従い手洗い・手指消毒をお願いします
 〇 咳やくしゃみが出る場合は、可能な範囲でマスク着用と咳エチケットにご協力ください
 〇食事中は、向かい合って大きな声での会話は控え、席の間隔を保つようお願いします

 日常生活においても、引き続き
 〇 場面に応じたマスク着用
 〇 換気
 〇 手洗い
 〇 咳エチケット
 といった基本的な感染対策の継続が推奨されています。
 特別なことではありません。
 基本を丁寧に続けることが、最も確実な予防策です。

 ■ 当施設の取り組み
 職員は毎日、出勤前に検温・健康チェックを実施しています。
 体調不良時は出勤を控え、「持ち込まない・広げない」対応を徹底しています。

 また、マスクや必要に応じて防護具を着用して対応する場合があります。
 ご理解とご協力をお願いします。

 感染症は、誰か一人の問題ではありません。
 でも、誰か一人の判断で防げることもあります。
 どうか、体調に迷いがあるときは無理をせず、まずはご相談ください。

 皆さまの一つひとつの行動が、通所リハビリという大切な場を守ります。
 安心して通っていただける環境を守るために、引き続きのご理解とご協力をお願いします。

 NAC湯村通所リハビリテーション

【緊急連絡・感染症関連】 本日2月25日(水)、2階入所者様1名が新型コロナウイルス陽性と判明いたしました 2026/02/25

 本日2月25日(水)、2階にご入所中の方1名が新型コロナウイルス陽性と確認されました。
 ご家族の皆さまにはご心配をおかけいたしますが、現在、医師・看護師・感染対策担当を中心に落ち着いて対応を進めております。
 
 ■ 経緯
 当該入所者様は、2月24日(火)より発熱がみられたため、本日抗原検査を実施し、陽性が確認されました。
 発症から判明までの時間を踏まえ、現在は速やかにゾーニング(区域分離)を行い、接触状況の確認や健康観察を強化しています。
 
 ■ 2階フロアの対応について
 感染拡大を防ぐため、当面の間、以下の対応を取らせていただきます。
 
 ○2階フロアへの新規入所・退所の一時中止
 ○2階フロアにおける予約制直接面会の一時中止
 ○お電話でのお問い合わせは、9時〜17時(緊急時を除く)にお願いいたします
 ○体調変化があった場合は、医師よりご家族へ個別にご連絡いたします 
 ※ 3階・4階につきましては、現時点で感染確認はなく、通常通りの運営を行っております。
 
 ■ 通所リハビリ利用者様の状況
 先週より、通所リハビリご利用者様の中でも数名の感染が確認されています。
 いずれも早期に対応し、医療機関受診や自宅療養につなげております。
 
 入所・通所ともに、毎日の健康観察を強化し、早期発見・早期対応を徹底しております。
 
 ■ 現在の感染状況(2026年2月時点)
 厚生労働省の定点報告では、2026年2月現在、日本全体としては「大流行」の状況ではありません。しかし、冬季という季節要因もあり、定点あたり報告数はやや高めで推移しています。
 さらに現在は、インフルエンザも同時に流行している時期です。
 高齢者施設では引き続き、基本的な感染対策の継続が推奨されています。
 
 ■ 引き続き大切にしていること
 
 ○マスク着用の徹底
 ○こまめな手洗い・手指消毒
 ○定期的な換気
 ○咳エチケットの徹底
 ○体調不良時の早期申告 
 これらを改めて丁寧に行ってまいります。
 
 ご家族の皆さまにおかれましても、
 のどの強い痛み・発熱・咳などの症状がある場合は、早めに医療機関(発熱外来など)へご相談いただくことを強くお勧めいたします。
 
 ■ 最後に
 今回の件により、ご利用者様、ご家族様、関係機関の皆様にはご心配とご不便をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
 
 私たちは、
 「感染を広げないこと」
 「重症化させないこと」
 「安心を守ること」
 この3点を軸に、迅速かつ冷静に対応してまいります。
 
 今後の経過や追加対応につきましては、随時当施設Webサイトでお知らせいたします。
 一日も早い収束に向け、職員一同、全力で取り組んでまいります。
 
 ご不明な点がございましたら、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。
 皆さまのご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。
 

【読む時間が、暮らしをやさしく包む】 図書スペース「湯けむり文庫」新規オープンのお知らせ 2026/02/14

 施設内2階会議室に、新しい図書スペース「湯けむり文庫」 がオープンしました。
 
 この文庫は、もともとあったものではありません。
 きっかけは、CS(顧客満足度)調査の中で寄せられた
 「本を読みたい」
 「ゆっくり本に触れる時間がほしい」
 という、利用者さまの声でした。
 
 忙しい毎日の中でも、ページをめくるひとときが、心を落ち着かせ、昔の記憶や大切な時間をそっと呼び起こしてくれる。
 そんな「読書の力」を、暮らしの中に取り戻したい――
 その想いから、湯けむり文庫は生まれました。
 
 現在の蔵書は500冊以上。
 懐かしい小説、読みなじみのある作品、気軽に手に取れる一冊まで、幅広く取りそろえています。
 「今日はどれにしようかな」と選ぶ時間も、すでに大切な楽しみのひとつになっています。
 
 この文庫づくりは、スタッフが利用者さまの笑顔を思い浮かべながら、日々の業務の合間を縫って少しずつ進めてきました。
 
 2月2日のオープン後には、
 「たくさんの本に囲まれているだけで落ち着きます」
 「今日はどの本を読もうか、選ぶのが楽しみです」
 「読む時間が増えて、1日が早く感じます」
 といった、喜びの声も届いています。
 
 読書は、単なる娯楽ではありません。
 気分転換になり、会話のきっかけになり、その人らしい時間を取り戻すことにもつながります。
 
 湯けむり文庫は、利用者さまの生活の質をそっと支える場所として、これからも育てていきたいと考えています。
 
 CS調査の声から生まれ、日々の暮らしの中で息づいていく新しい取り組み。
 
 湯の町の、小さな図書スペース――
 
 ぜひ、気軽に足を運び、
 “読む時間の心地よさ”を感じていただけたら幸いです。
 
 CSチーム(相談課) 内藤克博
 

【重要なご案内】 リスクマネジメントの重要性と私たちの取り組み 2026/02/13

 安心で安全な施設生活を送っていただくために・・・
 日頃より、当施設のリスクマネジメントにご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 これまでにも、皆様には当施設のリスクマネジメントに関する基本的な方針を共有してまいりました。今後も利用者の皆様が安心して安全にお過ごしいただけるよう、引き続き重要なテーマに関する情報を定期的に配信してまいります。
 何卒ご一読いただき、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 【利用者様の転倒予防について】
 転倒とは、思いがけず滑ったり、バランスを崩して倒れることで、手や膝、頭などが床にぶつかる場合を指します。
 特に高齢者において、転倒が原因で骨折や頭蓋内出血が生じると、生活機能の低下や、最悪の場合は生命に関わる重大な結果を招くことがあります。
 
 介護施設では、転倒は医療事故として扱われやすいものの、すべての転倒が直ちに医療事故と見なされるわけではなく、その原因や状況を正確に把握することが重要です。
 転倒は非常に重要なリスクであり、私たちは常に適切な対応が求められます。そのため、転倒リスクに対する管理と予防策の徹底は不可欠です。
 しかしながら、高齢者の場合、転倒リスクは年齢や体調により大きく影響され、どれほどの対策を講じても、完全に防ぐことは難しいという現実もあります。
 転倒のリスクを適切に評価し、リスクが高い利用者様には予防策を強化する一方で、予防策の効果や限界を正しく認識することも重要です。
 
 利用者様やご家族の皆様にお伝えしたいのは、次の点です。
 ●すべての転倒が過失やミスによる事故ではないこと
 ●ケアやリハビリテーションは、転倒を恐れて中断せず、継続することが大切であること
 ●転倒リスクについては、利用者様とご家族様に事前にしっかりとご理解いただくこと
 ●転倒予防策と、万が一発生した場合の対策策は、常に見直し、改善を図ること
 
 高齢者の場合、転倒は「老年症候群」として自然な経過の一部ともされ、完全に防ぐことが難しい現実があります。そのため、転倒リスクをゼロにすることは困難ですが、私たちは可能な限り最善の対策を講じております。
 ご利用者様が安心して生活を送れるよう、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
 

【一票に込められた想い】 静かな一室から、日本の未来へ|不在者投票を実施しました 2026/02/05

 2月4日(水)、当施設では
 第51回衆議院議員総選挙に伴う不在者投票を行いました。
 
 当日は、外部の立会人の方にも来ていただき、利用者さまが安心して気持ちを向けられるよう、静かで落ち着いた環境を整えたうえで、一つひとつ丁寧に進めました。
 
 今回の選挙は、解散から公示までの期間が短く、準備にあてられる時間が限られた、慌ただしい日程でした。
 そのような状況ではありましたが、大切な一票を確実に届ける場を無事に整えることができました。
 
 ●それぞれの「想い」と向き合う時間
 会場では、投票を希望された利用者さまお一人おひとりが、ご自身の考えを大切にしながら、真剣な表情で投票用紙に向き合っておられました。
 
 「よく考えて決めました」
 「これからの日本が、少しでも良くなってほしいね」
 そんな言葉が自然と交わされ、投票という行為が、単なる手続きではなく、社会とつながり続ける確かな証であることを、改めて感じさせてくれました。
 
 ●不在者投票は、大切な権利を守る制度です
 投票所へ足を運ぶことが難しい方にとって、不在者投票は、国民としての大切な権利を守るための重要な仕組みです。
 
 当施設では、この制度を正しく活用しながら、利用者さまの「選びたい」「伝えたい」という気持ちを、何よりも大切に支えています。
 
 ●これからも、社会とつながる暮らしを
 今後も、利用者さまが安心して生活を送りながら、社会とつながっていることを実感できるような環境づくりを大切にしていきます。
 
 一票に込められた想いが、日本の未来への希望につながっていくことを願いながら、
今後も丁寧な支援を続けてまいります。
 
 NAC湯村 不在者投票管理者
 

【学びを未来へ、想いを地域へ】 未来の看護を、地域の現場から育てる|教育・臨床・地域をつなぐ継続的な学びの取り組み 2026/01/28

 当施設では数年前より、山梨県立大学看護学部2年生を対象とした授業「老年疾病治療論」を担当しています。
 講義を行うのは、施設長であり医師の 小林美有貴。
 
 老健施設という“生活に最も近い医療現場”で培ってきた臨床経験をもとに、高齢者医療の本質を、実例とともに伝える授業を行っています。
 
 講義は毎年12月から1月にかけて全8回の集中講義として実施され、そのうち4回を当施設医師が担当。
 
 病気を診るだけではなく、「その人の人生をどう支えるか」を考える視点を、学生たちと共有しています。
 
 高齢者医療を“知識”で終わらせない
 ― 現場から学ぶ、判断力とまなざし ―
 
 講義では、高齢者に特有の疾患や病態、治療・ケアの考え方を、老健施設および臨床現場で実際に起きているケースを交えながら解説します。
 
 ■ 主な講義テーマ
 ○高齢者の疾病の特徴と老年症候群
  多疾患併存、非典型症状、薬物有害事象、ポリファーマシーなど、「なぜ高齢者医療は難しいのか」を根本から理解する
 ○消化器系の加齢変化と便秘症
  診断・生活指導・薬物療法に加え、見逃されがちな重篤合併症リスクを現場目線で学ぶ
 ○循環器疾患(心不全・高血圧)と高齢者救急対応
  急変時に“何を優先し、どう判断するか”看護実践に直結する考え方を共有
 ○総括:高齢者を“全人的に”評価する視点(5つのM)
  病気だけでなく、価値観・生活・心理・社会背景まで含めて捉える「人を診る医療・看護」への入り口  (認知機能・運動機能・内服状況なども含めて考える力)
 
 学生たちはここで、正解を覚えるのではなく、考え続ける姿勢を身につけていきます。
 
 ■ 講義が、現場で“生きた学び”に変わる瞬間
 この講義を受講した約100名の2年生のうち、3年生・4年生になると、毎年数十名が当施設で老年看護実習を行っています。
 学生たちは、講義で学んだ
 ○高齢者の特性
 ○多職種連携
 ○生活を支えるケアの視点
 それらを、実際の利用者様との日々の関わりの中で実践深めていく――
 
 知識が経験へ、経験が確信へと変わる場が、ここにはあります。
 
 「授業で学ぶ ➤ 現場で体験する ➤ 専門職として成長する」
 
 この循環こそが、学生にとっても、私たちにとっても、かけがえのない学びの形であり、同時に、次世代の医療・介護人材を育てる大切な社会的役割となっています。
 
 ■ 人を支える力は、現場でしか育たない
 当施設の講義・実習が大切にしているのは、テクニック以上に人としての判断力と姿勢です。
 ○高齢者の疾患特性を踏まえた判断力
 ○本人の想いを尊重する意思決定支援
 ○家族との丁寧な関わり方
 ○医療・介護の垣根を越えた連携
 ○終末期における尊厳の保持
 人生の最終章に寄り添う現場だからこそ、「正しさ」よりも「誠実さ」が問われる瞬間があります。
 その重みを、学生たちにまっすぐ伝えています。
 
 ■ 地域とともに、未来の看護を育てる
 こうした教育活動は、地域の高齢者医療・介護の質を高めるだけでなく、将来、地域を支える看護職を育てる土台でもあります。
 そして何より私たちは、利用者様お一人おひとり、そしてご家族の皆様に
 「NAC湯村で良かった」
 と感じていただけるケアを届けるため、日々の診療・看護・介護に真摯に向き合っています。
 これからも、教育・臨床・地域をつなぐ架け橋として、高齢者の尊厳と暮らしを支えるケアを実践してまいります。
 
 施設長・医師 小林美有貴