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【ご家族様への大切なお願い】 洗濯物に関するご協力~支え合いで築く、快適な暮らし~ 2025/03/26

 平素より、当施設の運営に、ご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
 皆様のお力添えのもと、私たちは利用者様の健やかで快適な生活を支え続けております。
 
 さて、当施設では、利用者様の洗濯物に関しまして、以下のいずれかの方法をご選択いただいております。
 
 【お洗濯の方法】
  1.施設洗濯 (委託業者に依頼し、費用をご負担いただく方法)
   ※詳しくは「私物洗濯サービスについて」をご確認ください。
 
  2.ご家族洗濯 (ご家族様にお持ち帰りいただき、洗濯をお願いする方法)
 
 【ご協力のお願い】
  近頃、失禁等の影響で衣類が不足し、スタッフが代わりに洗濯を行うケースが増えてお ります。
  円滑な運営を維持し、利用者様が安心して過ごせるよう、以下の点についてご協力をお願いいたします。
 
  1.施設洗濯をご利用の方
  委託業者では、業者に洗濯物を出してからお戻しするまで約2日間かかります。
  やむを得ず施設内で洗濯を行う場合、追加費用が発生することがございますので、あらかじめご了承ください。
 
  2.ご家族洗濯をご利用の方
  洗濯物がたまりました際には、スタッフよりご連絡いたしますので、速やかなお引き取りをお願いいたします。
 
  3.衣類の補充について
  衣類が不足している場合、スタッフよりご連絡いたします。
  利用者様がいつでも清潔で心地よい生活を送れるよう、必要な衣類のご準備をお願いいたします。
 
  ✅ご家族洗濯をご利用の方へ ➤ 衣類受け渡し方法の変更について
  4月より面会緩和に伴い、衣類の受け渡し方法を一部変更いたします。
 
  • 未洗濯の衣類のお引き渡し ➤ これまで通り、1階にて対応
  • 洗濯済みの衣類のお預かり ➤ 各フロアにて受付(1階での預かりも可)
 
 ※感染症対策強化月間(12月~翌3月)は、すべて1階での対応となりますので、ご承知おきください。
 
 ご家族様のご協力が、利用者様の安心につながります。
 より良い環境を共に築きながら、大切なご家族が毎日を穏やかに過ごせるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 
 「清潔な衣類が、心地よい暮らしを支えます」
  私たちは、ご家族様とともに、利用者様の健やかな毎日を守るため、これからも尽力してまいります。
  ご不明な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 

【永遠の尊厳と感謝】 心を紡ぐ、感謝の祈り — 慰霊祭を執り行いました 2025/03/24

 本日3月24日(月)、当施設をご利用され、今年度にご逝去された皆様のご冥福をお祈りする慰霊祭を執り行いました。
 
 私たちは、ご逝去された方々が過ごされた日々の尊さを心に刻み、深い敬意と感謝を捧げました。皆様の歩まれた足跡は、私たちの記憶の中で色褪せることなく、永遠に輝き続けることでしょう。
 
 このひとときを通じ、かけがえのない命に改めて感謝するとともに、故人を偲ぶ心が私たちを結びつけ、より深い絆へとつながっていくことを願っております。
 
 「ここで過ごせてよかった」と、ご家族の皆様が振り返ることのできる場所であり続けるために、これからも心を込めたケアと温かなつながりを大切にしてまいります。
 
 お亡くなりになられた皆様の安らかなる眠りを、心よりお祈り申し上げます。
 

【現場の知恵が未来を拓く】 誰もが輝ける施設づくりへの挑戦 ―第12回施設内事例研究オンライン発表会リポート― 2025/03/24

 令和7年3月19日(水) 当施設では、年に一度の知識と経験の共有イベント『第12回施設内事例研究オンライン発表会』が盛大に開催されました。
 本発表会は、各部署の革新的な取り組みと成果を共有する貴重な機会として定着しております。
 
 輝かしい実践と未来への架け橋

 今年度の発表会では 「変化を恐れず、挑戦する勇気」をテーマに、日々の業務から生まれた創意工夫と情熱あふれる実践が披露されました。
 現場の知恵が結集されたこの場は、単なる成果報告に留まらない、私たち全員の成長と施設の発展を促す原動力となっています。
 
 学びと感動の共有空間

 今回の発表会には総勢47名の職員が参加し、各発表に対する熱心な質疑応答が交わされました。発表者の緻密な調査と実践に基づく報告は、参加者全員に新たな気づきと専門知識の向上をもたらしました。
 特に印象的だったのは 「小さな工夫が大きな変化を生む」という視点が、様々な事例を通して具体的に示されたことです。「利用者様一人ひとりの可能性を信じ、諦めない姿勢こそが真の介護の原点です」という言葉が、会場に深い共感を呼びました。
 
 未来を拓く実践知の結晶

 当施設の事例研究発表会の最大の価値は、日々の実践から生まれた「生きた知恵」が組織全体の財産となることです。今回共有された革新的なアプローチや解決策は、明日からのケアの質を高め、利用者様の生活をより豊かにする具体的な道筋を示しています。
 SDGsの理念を取り入れた運営方針、個別性を尊重したケアの実践例、リハビリテーションにおける新たな挑戦など、多角的な視点からの発表は、私たちの視野を広げ、専門性を深化させる貴重な機会となりました。
 
 今後の展望

 「明日の介護を、今日創る」という信念のもと、今回の研究発表で共有された知見と技術を活かし、スタッフ一同、より質の高いサービスの提供と施設運営の透明性向上に努めてまいります。
 『地域に信頼され、選ばれる施設』であり続けるために、私たちは学びを止めず、常に前進し続けます。利用者様の笑顔と尊厳を守るという使命を胸に、これからも新たな挑戦を続けてまいります。
 
 優秀演題賞わたし...また歩けるかしら?―超高齢利用者に対する骨折初期からの挑戦—」  
 リハビリ係 作業療法士 原田 直輝
 
 研修委員会 菊地大輔      
 

【面会・外出制限緩和のお知らせ】 春の訪れとともに、より自由な交流を—4月1日(火)より、面会予約不要・外出再開となります 2025/03/17

 大切な方との「また会える」喜びを、もっと身近に・・・
 ご家族との温かなふれあいは、入所者様にとって何よりの活力となります。
 
 このたび、感染症の流行が落ち着き、安定した状況が続いていることを踏まえ、4月1日(火)より面会予約制を廃止し、より自由な面会形態へ移行いたします。
 また、明日3月18日(火)より外出予約の受付も再開いたします。
 
 長期にわたる制限にご理解とご協力をいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
 年末年始にはクラスターも経験しましたが、皆様とスタッフが一丸となって乗り越えた経験を今後の感染対策に活かし、より安全な施設運営に努めてまいります。
 
 当施設は「その人らしさを大切に、笑顔あふれる毎日を」を理念とし、入所者様お一人おひとりの意思と尊厳を最優先に考えています。今回の制限緩和も、この理念に基づく大切な一歩です。
 
 ●4月からの変更点
 将来的な面会の自由化に向け、段階的に緩和を進めてまいります。
 
 【面会について】 ~待ち望んだ再会を、ゆっくりとお過ごしください~
 ・予約なしでの面会が可能になります
 ・面会時間と面会場所の制限を緩和いたします
 ・各フロアにて面会カードのご記入をお願いいたします
 
 【外出について】 ~春の陽気とともに、新しい思い出作りを~
 ・外出の予約受付を再開いたします
 ・近隣への散歩やお花見などが可能となります
 
 【引き続きご協力をお願いする感染対策】 ~みんなで守る、大切な人の笑顔~
 利用者様の健康と安全を守るため、以下の基本的な感染対策の継続をお願いいたします。
 ・体調不良時の面会自粛
 ・施設到着時のセルフ検温や手指消毒、マスク着用
 ・食品衛生管理の観点から、面会時の食べ物の持ち込みは固くお断りします
 ・12月から翌年3月は「感染対策強化期間」とし、面会・外出の制限を予定
 ・4月から11月の期間中、新型コロナウイルスやインフルエンザが「警報レベル」に達した場合は、面会・外出を制限
 
 【今後の展望】 ~春風とともに、懐かしい日常が戻ってきます~
 
 春の訪れとともに、より自由な交流の機会が増えることを大変嬉しく思います。
 入所者様お一人おひとりの「したい」という思いを大切に、さらに快適な生活環境を整えてまいります。
 
 桜のつぼみも膨らみ始め、春の訪れを感じる季節となりました。
 ご家族とともに近隣の公園でお花見を楽しんだり、懐かしい場所への小さな外出など、これまで制限されていた日常の喜びを少しずつ取り戻していただければ幸いです。
 
 施設スタッフー同、皆様と入所者様の素敵な思い出作りのお手伝いができることを心より楽しみにしております。これからも『安心』『信頼』『笑顔』を大切に、皆様の暮らしをサポートしてまいります。
 
 ご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。
 

【重要なご案内】 リスクマネジメントの重要性と私たちの取り組み 2025/03/07

 安心で安全な施設生活を送っていただくために・・・
 日頃より、当施設のリスクマネジメントにご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 これまでにも、皆様には当施設のリスクマネジメントに関する基本的な方針を共有してまいりました。今後も利用者の皆様が安心して安全にお過ごしいただけるよう、引き続き重要なテーマに関する情報を定期的に配信してまいります。
 何卒ご一読いただき、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 【身体拘束をしないことの重要性】
 身体拘束とは、利用者様の自由な行動を制限する行為を指し、その行為は利用者様の尊厳を深く傷つけます。
 
 介護保険法においては、身体拘束を行わないことが原則として定められており、具体的には利用者の人権や尊厳を尊重し、自立支援を目的としたケアを実施することが求められています。
 身体拘束による影響は精神的・身体的に大きく、精神的な不安や混乱を引き起こすだけでなく、認知症の進行を加速させる可能性もあります。また、筋力や体力が低下し、早期の寝たきり状態に陥るリスクも高まります。
 
 私たちはこうしたリスクを十分に理解し、利用者様の尊厳を何よりも大切にしています。
 そのため、当施設では原則として身体拘束を行わず、自由で安全な生活環境を提供することを徹底しています。利用者様が心身ともに自由で安心感を持って過ごせることが、豊かで充実した日々を送るために不可欠です。
 
 身体拘束を避けることは、利用者様のQOL(生活の質)を高め、心地よい環境を提供するために欠かせません。私たちは常に最善の介護を提供し、利用者様が自分らしく過ごせるよう努めております。
 
 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 
 
 《身体拘束のリスク》
 身体拘束は、利用者様の自由な行動を強制的に制限し、尊厳を損ないます。
 その結果、利用者様は施設や職員に対して不信感や嫌悪感を抱くことがあり、精神的な不安や混乱を招くことも少なくありません。認知症の進行が早まるリスクも指摘されています。
 さらに、身体的な影響も大きく、筋力や体力の低下によって、早期に寝たきりとなる危険性が非常に高まります。身体拘束は、利用者様のQOLを著しく損ない、健康や生命に悪影響を与える可能性があります。 
 
 《当施設の方針》
 当施設では、利用者様の尊厳を最優先に考え、できる限り身体拘束を行わないケアを徹底しております。そして、利用者様が自分らしく生活しながら、安全を確保するために最善の対応を心がけています。ご家族様とも協力し、利用者様にとって最適な介護環境を共に作り上げていきたいと考えています。
 引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

【感染対策関連】 エアロゾル感染対策の見直しと新たな一歩 2025/03/04

 3月5日(水)、アクリル板撤去で、より快適で安心な環境へ!
 
 当施設では、これまで感染拡大防止策として、食堂ホールにアクリル板を設置し、飛沫感染対策を講じてまいりました。
 しかし、最新の科学的知見と実践的な視点を踏まえ、アクリル板は長時間空気中を漂うエアロゾル感染には効果が限定的であることが明らかになっています。
 さらに、清掃の手間や衛生管理の難しさ、利用者様のコミュニケーションのしづらさといった課題も考慮し、3月5日(水)をもってアクリル板を撤去することを決定いたしました。
 
 〈アクリル板に頼らない、本当に効果的な感染対策へ〉
 アクリル板がエアロゾル感染対策として十分ではない理由は、以下の通りです。
 ➤換気の妨げになり、空間にウイルスが蓄積する可能性がある
 ➤「アクリル板があるから安心」という誤解が、他の重要な感染対策(換気や手指衛生)を疎かにする恐れがある
 ➤会話が聞き取りづらく、大声を出すことでかえってエアロゾルを広げてしまう
 
 〈3月5日(水)以降の感染対策は 「より快適」「より安全」「より科学的」に!〉
 アクリル板撤去後は 「換気の徹底」「適切な加湿」「基本的な衛生管理」 をさらに強化し、より効果的な感染対策 を実施してまいります。
 
 感染対策は、環境や状況に応じて柔軟に見直し、最善の方法を選択することが重要です。
 私たちは、科学的知見をもとに 「より安全で快適な施設環境」 を追求し続けます。
 
 「見直す勇気が、よりよい未来をつくる」
 皆様のご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 

【重要なご案内】 リスクマネジメントの重要性と私たちの取り組み 2025/02/13

 安心で安全な施設生活を送っていただくために・・・
 日頃より、当施設のリスクマネジメントにご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 これまでにも、皆様には当施設のリスクマネジメントに関する基本的な方針を共有してまいりました。今後も利用者の皆様が安心して安全にお過ごしいただけるよう、引き続き重要なテーマに関する情報を定期的に配信してまいります。
 何卒ご一読いただき、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 【利用者様の転倒予防について】
 転倒とは、思いがけず滑ったり、バランスを崩して倒れることで、手や膝、頭などが床にぶつかる場合を指します。
 特に高齢者において、転倒が原因で骨折や頭蓋内出血が生じると、生活機能の低下や、最悪の場合は生命に関わる重大な結果を招くことがあります。
 
 介護施設では、転倒は医療事故として扱われやすいものの、すべての転倒が直ちに医療事故と見なされるわけではなく、その原因や状況を正確に把握することが重要です。
 転倒は非常に重要なリスクであり、私たちは常に適切な対応が求められます。そのため、転倒リスクに対する管理と予防策の徹底は不可欠です。
 しかしながら、高齢者の場合、転倒リスクは年齢や体調により大きく影響され、どれほどの対策を講じても、完全に防ぐことは難しいという現実もあります。
転倒のリスクを適切に評価し、リスクが高い利用者様には予防策を強化する一方で、予防策の効果や限界を正しく認識することも重要です。
 
 利用者様やご家族の皆様にお伝えしたいのは、次の点です。
 ●すべての転倒が過失やミスによる事故ではないこと
 ●ケアやリハビリテーションは、転倒を恐れて中断せず、継続することが大切であること
 ●転倒リスクについては、利用者様とご家族様に事前にしっかりとご理解いただくこと
 ●転倒予防策と、万が一発生した場合の対策策は、常に見直し、改善を図ること
 
 高齢者の場合、転倒は「老年症候群」として自然な経過の一部ともされ、完全に防ぐことが難しい現実があります。そのため、転倒リスクをゼロにすることは困難ですが、私たちは可能な限り最善の対策を講じております。
 ご利用者様が安心して生活を送れるよう、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
 

【面会再開のお知らせ】 また会える喜びを守るために、面会再開に向けたお願い 2025/02/12

 「また会える」その喜びを、大切に・・・
 ご家族とのふれあいは、入所者様にとって何よりの励みです。
 長らくお待たせしておりましたが、県内のインフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の警報レベルが解除されたことを受け、2月17日(月)より面会を再開いたします。
 
 面会中止期間中は、皆様の温かいご理解とご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
 おかげさまで、施設内での感染拡大を防ぎながら、入所者様の健康を守ることができました。
 
 しかしながら、今後も施設内での集団感染が発生した場合、再び面会を中止せざるを得ない可能性があります。引き続き、皆様の大切なご家族を守るためにも、ご家族の皆様一人ひとりの感染対策の徹底にご協力をお願いいたします。
 
 ■面会再開にあたり、大切なお願い 
 入所者様との大切なひとときを、「安心して」「笑顔で」過ごしていただくために、以下のルールを必ずお守りください。
 
 《面会時のルール》
 
 1. 体調チェックの徹底
 ・発熱や風邪症状のある方は、面会をお控えください。
 ・施設到着時に検温・健康チェックを実施します。
 
 2. 手指消毒・マスク着用のお願い
 ・施設内では、手指消毒を徹底し、不織布マスクの着用をお願いいたします。
 
 3. 短時間での面会推奨
 ・感染リスクを低減するため、面会時間は可能な限り短めに設定をお願いいたします。
 
 4. 適切な距離の確保
 ・対面時は、適度な距離を保ちながら、楽しいひとときをお過ごしください。
 
 また、施設内での感染を防ぐためには、ご家族の皆様が日頃から感染対策を意識することも大変重要です。
 ご家庭や職場でもこまめな手洗い・うがい・換気を心がけ、発熱や体調不良時には面会を控えていただくようお願いいたします。
 
 《今後の方針について》
 
 「外出の再開」や「面会のさらなる自由化」については、感染状況を注視しながら慎重に協議を進めております。
 再び面会を制限することがないよう、ご家族の皆様とともに感染対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 
 今後も入所者様が大切なご家族と安心して再会できるよう、施設としても最大限の感染対策を講じ、安全な環境を整えてまいります。
 
 「またね」と笑顔で手を振る、その瞬間が少しでも長く続きますように。
 久しぶりの再会が、皆様にとってかけがえのない温かい時間となることを心より願っています。
 施設スタッフ一同、皆様のご来訪をお待ちしております。
 

【最終報・インフルエンザ感染症の収束宣言】 皆様と共に乗り越えたこの経験を、未来の安心につなげます 2025/02/03

 このたび、2階の入所療養棟におけるインフルエンザの集団感染は、無事に収束したと判断されましたので、ご報告申し上げます。
これに伴い、2月3日(月)より通常対応を再開いたします。
 
 1月13日(月)に感染者が確認されて以降、感染拡大および重症化の防止を最優先に、スタッフ一丸となって対応に努めてまいりました。
 
 入所者様には、長期間にわたり制限のある生活をお願いする形となり、大変なご負担をおかけしましたが、皆様のご理解とご協力のおかげで、この日を迎えることができました。
スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
 
 《今後の面会方針について》
 “安心してお会いできる日”を目指して、私たちも挑み続けます
 
 1月23日(木)に山梨県感染症対策センターが発表したインフルエンザ感染マップでは、甲府市の警報レベルが一時的に解除されました。しかし、県内の他地域では感染拡大が続いており、依然として警戒が必要な状況です。
 
 そのため、2月16日(日)までは面会中止を継続とさせていただきます。
 それ以降の対応につきましては、地域の感染状況を注視しながら慎重に判断いたします。
 
 引き続き、感染対策の徹底に努め、皆様が安心して面会できる日を迎えられるよう最善を尽くしてまいります。「待つ時間も、未来を育む時間」として、今しばらくお力添えをお願い申し上げます。
 
 私たちの挑戦は続きますが、守りたいのは笑顔の毎日です。
 感染症を防ぐための取り組みは、皆様の健康と安心を守るために欠かせません。
 これからもスタッフ一同、知恵と力を合わせて努めてまいります。
 引き続き、温かいご支援をいただければ幸いです。
 

【ご報告・講義レポート】 未来の医療を担う看護師たちと学ぶ、高齢者医療の新たな一歩 2025/01/30

 当施設の医師である私、小林美有貴は、2020年度より山梨県立大学大学院看護学研究科老年看護学の講義を一部担当しております。また、2024年度からは山梨県立大学看護学部2年生に対する講義も担当させていただいております。
 
 このたび、老年看護学の一環である「老年疾病治療論」の講義を担当し、2024年12月から2025年1月にかけて全8回のシリーズを無事に終了することができました。
 この講義では、「多臓器に病変が認められ、非定型的な症状が多い高齢者の疾患を理解し、アセスメントや治療法を考察する」ことをテーマに掲げ、高齢者医療の特徴と課題について深く学んでいただきました。
 
 看護学部2年生の皆さんに、実際の臨床現場で役立つ知識を提供することを目標としながら、私自身も講義に臨みました。
 学生の皆さんから寄せられた新鮮な視点や真剣な質問は、私にとって非常に印象的であり、多くの気づきを得る貴重な機会となりました。その中で感じたのは、学生の皆さんが持つ純粋な探究心と、未来の医療を支えたいという熱意です。
 このような素晴らしい若い世代に出会えたことは、私にとって大きな励みとなり、これからの医療の可能性を強く感じさせてくれました。
 
 高齢化が進む現代社会において、高齢者医療の理解はますます重要になっています。
 未来の医療現場で活躍される際に、この講義で得た学びが少しでもお役に立てばと願っております。そして、これからも教育活動を通じて医療と介護の連携を深め、利用者様一人ひとりの生活の質を向上させる取り組みを続けていく決意を新たにしました。
 
 施設をご利用いただく皆様やそのご家族に「NAC湯村で良かった」と心から思っていただけるよう、日々努力を重ねてまいります。この講義を通じて得られた学びを糧に、これからも医療と介護の現場に誠実に向き合い続けます。
 
 施設長・医師(総合内科専門医・老年科専門医)
 小林美有貴